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以前、noteに投稿した詩(宇宙の珈琲)とリニューアル版を書いてみた。

以前、noteに投稿した詩を振り返るコーナー。

今回は、「うたまとめ」というマガジンに収録されている「宇宙の珈琲」をリニューアル。

よかったら、見てもらえるとうれしいです↓

「宇宙の珈琲」(過去に投稿したバージョン)


何もない

マグカップの中の

透明な空間

それは宇宙

そこに火傷しそうな

熱いコーヒーを注ぐ

もしかするとあの宇宙

を覆い尽くすあの黒い

物体は私たちには寒い

空間だけれど

宇宙にとっては

あったかく黒い

コーヒーの雫の集積で

あったのかもしれない

リニューアル版(2022年7月28日に書きました)↓

「宇宙の珈琲」


何もない
なにもない
何もない

マグカップの中の
透明な空間
宇宙なんて
広くはなく
こんな空間に
あちこち存在
しているのかもしれないな

火傷しそうな夏に
火傷しそうな珈琲

宇宙
それは珈琲の雫の集積と仮定したら
季節はどの季節なんだろう

それはもちろん

けれど冬の珈琲も捨てがたい

宇宙なんて
なんでもよくて
珈琲は熱くても 冷たくても
外がどんな季節であろうとさ
きっと
珈琲を美味しく飲めることに
変わりはないさ

読んでくれて、ありがとうございます。

こちらも、よかったら見てね。



それでは、また。

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