2021年度 食と地域の講座

コロナ禍がいつまで続くのか? 新年度になって、さて、地方に行けるかなと甘い考えを持っていたのですが、なかなかどうして・・・。

蔓延防止から東京は再度緊急事態宣言が発令されそうな勢い。関西は阪神の快進撃でみなさん飲みに出歩いているみたいで。 

そんな状況なんですが地方からは幾つか相談が来ています。食品加工を生業としているみなさん、ホテルや旅館そして飲食店向けのビジネスが激減。打開策として個人向けのネット通販を始めたいと。

しかしご存じの様にいまからネット通販を始めたとして、売上げが何処まで伸びるか全く見えません。しかも今まで業務用の食品加工を中心としていたので、一般消費者向けの商品は位置から開発する必要がある。しかし食品加工だったら何でも出来る設備があるわけでは無い。既存の設備と人材で開発できる一般消費者向け商品尾開発、そしてネットに依存しない販路開拓。これは高難度の問題なのですが、これを解決しなければやっていけないと思います。

もう一つが「インバウンド」問題。本来だったら2020年に東京オリンピック、2021年にワールドマスターズゲームズ2021関西、そして2025年に大阪万博、その後にカジノ構想と海外からの観光客向けビジネスが宝の山として存在していました。それが夢物語となり、未来が不透明に。海外からの観光客向けにハラル認証を取得したり、ビーガン向け食品の開発、グルテンフリー対応と準備をしていたのが・・・はぁ。

しかし今何もしないという選択肢はありません。何かをしないと。

2021年食と地域の講座では上記の様な問題を考えるゼミを先ずはスタートさせました。2021年4月12日月曜日に第1回のゼミを開催しまして、次回は2021年4月26日月曜日20時予定です。  

ご興味のある皆様是非ご参加ください。そして一緒に考えてみましょう。


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年間100日を日本各地に出向いて、地域の課題解決の相談にのっていた亀田武嗣(デジタルメディア研究所・主任研究員)による、足で探し、人と交流…

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