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SAMURAIブルーの半端ないエースと、ナデシコJAPANの小さなエース

サッカー日本代表の試合が連日行われ、それらをまとめて観戦している。
なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)の試合を録画で、
日本代表とセルビア代表の試合を録画で、
U-24代表の試合をリアルタイムで、それぞれTV観戦した。
それぞれ、気が付いた事、思った事を少しづつ。

女子代表はオリンピックでの年齢制限もないため、現状の代表がそのままオリンピック代表になる。オリンピック代表選考前の試合で、高倉監督は、前監督が起用して来た選手を外してきた。そう言う穿った見方をしていたのだが、実際試合を見たら、若い世代がきちんと実力を付けてきたので、やっと世代交代のめどがたったという方が正しいようだ。今後はオリンピックに出場するチームが中心となって、なでしこジャパンが活動してゆく事になるだろう。

男子日本代表は、U24代表にオーバーエイジとして3人を送り出し、柱が抜けた穴をどうするのかとマスコミが騒いでいるので、どうかと思ったが、ほとんど心配は無さそうだった。失点したアジア予選も、言われているほど悪い試合をしていなかったし、セルビア相手の試合も決っして悪くはなかった。特に守備の安定にウチのキャプテンと、ウチから海外移籍を果たした二人が貢献していて、川崎Fサポとしては誇らしいかぎりだ。
それに『半端ない大迫』以外にポストプレーを出来るFWが、追加招集で見つかったのは収穫ではないだろうか。

U-24代表はオーバーエイジの3人を加えて守備力の安定度が増し、持ち味の二列目の攻撃陣が存在感を示した。が、こちらもポストプレーでボールを収めるFWは不在で、こうなると大迫とオナイウしか、日本にはトップを張れる逸材は居ないのかもしれない。海外で頑張っている鈴木優磨と言う存在もあるのだが、今の監督の好みではないのだろう。

さて、オリンピックは開催されるとして、男子は暑さの中、関東での試合で地の利を活かすことが出来るのか。
逆に涼しいところで一次リーグを戦う女子は、それが自分達の有利となるのか、それとも相手のパフォーマンスを上げてしまうのか、どうなのだろう。

それにしても、男子は体格に恵まれた大迫が絶対的エースと呼ばれているのに、女子は日本チームの中でも小柄な岩渕がエースなのが面白い。
体格だけではなく、精神的な強さと、それを支える技術があれば体格の差を感じさせないプレーを出来ると岩渕選手は教えてくれていると思うのだが、
そんな事を気にするマスコミは、この国には皆無なのだなぁ。

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