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SESの未来は・・・?

こんにちわ、KAMEです。
残暑厳しい状況皆様大丈夫でしょうか。
さて、今回はSESの未来について考えていきます。

1.SESとは?

SESとは「システムエンジニアリングサービス」の略称です。委託契約の一種とされており、SEの能力で契約が決まる方式です。
派遣と違うのは契約が派遣契約ではないのが大きな差です。また、SESはIT業界でしかほぼ発生せず他の業界ではこのような契約方法はほとんど聞きません。
また、SESでは「準委任契約」という契約で締結することが多いです。
色々リンクすると意味は出てくるのでそちらをご参考ください。
参考 https://www.elite-network.co.jp/dictionary/ses.html

2.今のSESはどんな状態?

現況、SESは有象無象にあると言われております。新しく会社ができていたり、30年くらい続いている会社もあったりと色々あります。なので、「ココの会社がすごい!」の状況ではないのかなと思ったります。
そして今は「高還元率」をうたう企業が出始めており、いかにして給料を高く払わせるかといったところがカギを握ってくるのかな?という流れを作りつつあります。
つまり「エンジニアを囲いたい、採用したい」という流れがかなりあるわけです。3年経験~10年経験位のエンジニアを採用して会社拡大をしていきたいと思っているのが多いのかなと思っています。

3.やってきた黒船集団

さて、このSESで一時期に「高還元率」が話題になり隆盛しているのかと思います。他の会社もこぞって同じようなことをしておりますしSNSで相当ネームバリューを高くしようとしている。それがこの傾向が出ています。
しかし、コロナのタイミングで「大手派遣会社」が一気にSESの業界に殴り込んできております。しかも、彼らは派遣契約ではなく準委任契約も辞さないやり方です。コンプライアンスもバッチリで単独で準委任は避けようとしています。
彼らは派遣会社のため、いわゆるエンド開拓も簡単にやりますし開拓方法からのノウハウもたまっていますし、大手の派遣会社ほどベンチャー企業を開拓し、コンプライアンスOKであれば速攻取引します。大手の派遣会社ほど人集めに関してコストをかけて採用に奔走しますしコストをかけて教育をし、人材を提供するのです。彼らも本気でやると高還元率SESでさえ駆逐されます。大手派遣会社であれば福利厚生もある程度しており、教育体制も恐ろしいほど充実している場合が多いです。何なら、派遣会社だったら社会保険もすごかったりしますからね。そこでの勝負は最終的に企業体力の勝負なので時が経てば派遣会社のほうが勝ちます。

4.彼らが目指す方向性は・・・?

さて、このSES業界に入ってきた大手派遣会社の集団、最終ゴールはどこになるのか・・・?
すべてではないですが「SIer」を目指す可能性が高いです。まずは人材を提供して徐々に信頼関係を築いて最終的には受託・請負を行いそれにPJに対してプロパー&パートナー要員で完成するわけです。恐らくすでにやっているところもあるでしょう…。あとは、入札も大手派遣会社は他でもやっているためノウハウもあり入札案件にも入ってくるかもしれませんね。そうなると彼ら大手派遣会社の下に入ってエンジニアが稼働するかもしれませんが、大手派遣会社の下にいるなら派遣会社に行ったほうがいい場合もありますからね…(本格的なSIer企業と違って入社難易度違うでしょうし)
彼らは徐々に隆盛を極める可能性が高いのでアンテナを張る必要があると思いますし、我々SES営業も派遣の知識を入れるなどスキルアップをしたほうがいいです。

5.まとめ

いかがでしたでしょうか。今回はSESの未来について書いてみました。私個人の意見ですのでその通りになるとは限らないです。しかし、ここまで大手派遣会社がやってきている事実もあり彼らが目指すのも明確にしていたりします。そうなると、彼らをペルソナとして見ていかなければいけませんし動向を探る必要もあります。
また、SES企業と大手派遣会社がSESをやった場合の意識の差が大きく「SES企業はIT」の意識が強いですが「派遣会社はサービス業」の意識が強いです。これはいいかどうかはわかりませんが、このサービス業の意識が高いと営業でも取引先の認識が違いますしエンジニアも職人系なのかサービス業としてのエンジニアが現場に入るのでも評価が変わると思います。
そのように時代が変わるかもしれないのでSES営業をやられている方も少しでも動向を見る必要があるのかなと思います。

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