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小さな家庭菜園のマルチング

ズッキーニが土で汚れないように試してみた草マルチ。すずめも気に入ったみたい。

花壇で野菜を育てている。野菜の育て方を調べると、保湿や病気予防、雑草抑制といった目的でマルチングというものをするのが一般的らしいとわかる。

家庭菜園と簡単にいうが、土に、肥料に、プランターに、あれもこれも必要だといわれると、面倒くさいという気がしてくる。そもそも最初からあまり大げさにいろいろなものを揃えるのは気がひける。

さらに調べると、草マルチということばが目に入る。雑草を乾燥させて、地面に敷けばいいようだ。抜かなければいけない草はたくさんあるし、ゴミとして処分しなくていいなら、なおいい。

我が家の草取り係(自分でそういっている)にお願いして、草を取るときにイネ科の雑草を別にしてもらった。ズッキーニたちの株元に敷いてみると、見た目もなかなかいい。数日後に雨が降ったときも、泥はねで汚れたようすもなく、草マルチはかなり気に入っている。

植え付けが遅れてしまったズッキーニだけれど、日に日に元気に成長している。敷いたはずの草がときどき、びよーんと上向きになって、ズッキーニや一緒に植えたバジルの葉に引っかかっていることがある。風のせいかとあまり気に留めていなかったが、どうもそうではないらしい。

ふと窓から花壇を見ると、すずめがぴょこぴょこ。地面をつんつんしている。虫を取って食べてくれているのね、ありがたい……ん? くわえているのはマルチにしている枯草!? 飛び去ってしばらくするとまたやってきて、やはり長いうす茶色の枯草をくわえて去っていく。すずめさん、あなただったのね。草をびよーんとさせていたのは!

持ち去ってどうするのか。すずめの巣が近くにあるのだろうか? 草はまた足しておくとして、全部は持って行かないでほしいと思う。

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