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敵すらも利用する

「人を利用する」という言葉を聞くと、悪いイメージがある。

友達に利用された、先生に利用された、上司に利用されたという言葉を聞くだけでも、どこか自分にとってはマイナスなイメージがあるだろう。

そんな利用だが、相手を傷つけずに

敵を利用すること

このことだけは、してもいいと感じた。

なぜなら、メンタリストのDAIGOさんのポジティブチェンジという本を読んでそう感じたからである。




ここでいう敵とは、自分の嫌いな人や苦手な人を表す。

例えば嫌いな仕事の上司、どこか自慢話ばかりの苦手な友達、反りが合わないクラスメイトなどなど、、、、

自分1人では生きていけない私たちは、何かの組織の1人として生活している。
みんながみんな私が好きな人ばかりで生活出来れば良いものだか、中々そう上手くはいかない。

組織に所属していれば、当然の如く嫌な人、苦手な人は誰にでも存在するのではないだろうか。

だが、その嫌いな人や苦手な人との接し方1つでも、成長できるかできないかのヒントは隠されているという。



私もこれまでの人生、どちらかというと嫌いな人や苦手な人にはなるべく関わらない様に過ごしてきた。

何故なら、人の嫌なところを見るとそこにしか目を向けられなくなってしまうからである。例えその人がどんなにいい事を言っていても、1つの嫌な部分が気にかかってしまう。

具体例を挙げるが、集合時間に平気で遅刻してくる指導者が、どんなに社会のルールやモラルについて語ってきても、いやお前に言われたくないわ!と感じてしまう。

ただ、嫌いだから、苦手だから理由を作って避けていてはもったいないと本の中では言っていた。

なぜなら、

自分の大切なもの好きな人は利用できない

からである。

もし、大切なものや好きな人を利用してしまえばどうだろうか?

自分の元から離れていってしまうだけでなく、自分自身もその行為に耐えられないと思う。

だからこそ

敵を利用する

のである。

敵には必ず利用価値がある。言い方は良くないが、相手を傷つけずに利用すれば自己成長にできるという考え方には驚いた。

確かに、もしかしたら自分の敵は、自分にはない出世する術や、絶大な権力があるかもしれない。

私にとってはネガティブな面も勿論あるけれど、自己成長になるヒントはその人に隠されているかもしれない。

嫌いだからといって避けていては、このようや自己成長の機会を自ら投げなしている事と同じだということに気付かされた。

物事は何事も自分の捉え方次第なところがあると思う。

自己成長の為に敵すらも利用する

大切にしていきたい。

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