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雑食主義者



肉も魚も野菜も美味しくいただきます。KAMANOIです。
冬になると美味しい食べ物が多くて良いですね。鍋とか。

皆さんは何鍋が好きですか?私は写真の話が好きです。

ということで今日も写真のはなしをしていきます。


写真を撮られている方はSNS運用をしている方も多いであろう昨今、御多分に洩れず私もその端くれなのである。

SNS運用って大変ですよね。勢いある新しい方がF-1カーさながら後ろから爆速で追い抜いて行ったり、更新頑張ってたあの人居なくなってしまったなとか栄枯盛衰のさまに諸行無常のひびk━━ ブォォォンッッ‼︎  …あ、さっき通過したF-1の音が後からついてきた…。みたいなことがあったり。

SNSとの付き合い方について体験を基に凄く貴重で有益な発信をしてくれている方もいらっしゃるので真面目にお悩みの方はHirokoさんや高埜さんのこちらのnoteをオススメしたい。引用投稿って一個しか引用できないのか。複数できるようにして欲しい。(知らなかっただけでやり方わかった)

今日は私なりの見解と価値観でSNSにおける写真との向き合い方をお話していきたい。が、真面目に人に指針を示せるような性格でも無いので左手の小指を鼻の穴に突っ込みながらでも読んでほしい。すごーく長くなるから読んであげても良いよという心優しき変わり者の方だけ、以下に読み進めていただけたら幸いです。



そういえば皆さんはどんな食べ物が好きですか?


肉の人

ラッキーカラーは赤でラッキーアイテムは焼肉のタレです。

冗談はさておき。写真のジャンルを食べ物に例えてみるとしよう。肉をスナップ、魚をポートレート、野菜を風景とでもしよう。SNSの投稿は…考えて無かったけどとりあえず「食べること」とでもしよう。撮影は調理で。若干設定に無理が出るけどそこはご愛嬌としてください(お願い)また、例えたものによる価値や価格等による優劣などは考えないでください。


仮にあなたが肉、中でも人気の牛肉を選んだとして、あなたは定期的に牛肉を調理して毎日自分でも食べてお客様に提供しているわけです。しかも常連のお客様は毎日来ます。

飽きません?辛くないですか?修行ですか?

しんどいですよね…

でもそれをできる人はいて成功しているわけです。牛肉の専門家ですね。仕入れ、輸送ルート、調理のレパートリーまで徹底された一流。もちろん味も文句なし。世間からも大絶賛。キャー素敵!羨望の眼差しです。食べに行きたい。

カタチだけを真似して数少ないレパートリーの調理法で毎日牛肉を食べていたら飽きるし続けていくこともかなり大変。

ではどうするか。豚や鶏も仕入れるのか、調理法のレパートリーを増やすのか、ブルーオーシャンを求めてジビエ料理に移行するか。へいらっしゃい何にしましょ?

…そんなに大変なら魚も出せば良いじゃん。と思った気持ちはわかる。すごくわかる。

ただ、この物語の主人公は肉(スナップ)が好きで牛肉(ストリートスナップ)の料理(写真)を始めたんだ…少しずつだがついてきたお客様(ファン、フォロワー)もオリジナルの味付け(作風)を気に入ってくれたんだ。そこでうちの肉を求めて来たお客様に魚(ポートレート)を出したってご満足いただけないよ…

でも牛肉だけじゃ思ったより客足が伸びない。
だんだん自分で食事をすることもつらくなってきた。
毎日頑張ってきたけどもう、牛肉を、料理をやめようかなと思うんだ…

ここがターニングポイントです。

えっこんな状況からでも入れる保険があるんですか?

お店を閉店から救うために以下のタスクから選ぼう↓

1.ガンガンいこうぜ(牛肉一点強行突破)
2バッチリがんばれ(経営戦略的突破)
3いのちだいじに(消極的継続)
4MPつかうな(多角経営的突破)


1.ガンガンいこうぜ(牛肉一点強行突破)

そりゃね、牛肉で勝負したいって思ったもんね。夢を諦めないその姿勢素敵です。

とりあえず真っ先に調理法を増やすならクッ◯パッド(そのジャンルで人気の人の投稿)などを見てインプットを増やして後にオリジナル料理を増やしていくなどが主流ですね。でもね、それみんなやってるの。クッ◯パッドは視聴者投稿型だし、人気のレシピを店で出しても商売(仕事として)成り立つくらい爆売れするか…

もうちょい差別化が必要だ。一流のお店(写真展)に食べに行って研究しよう。行ってきたけど美味しかったしサービスもすごかった。でも凄すぎて食べただけじゃレシピのコピーは難しい…作れたないよ。一流店のレシピ本(写真集)を購入しよう…買った満足感で一回読んだら本棚で眠りがちだったりレシピには載ってない隠し味を読み取れなかったり。

もうそんくらい大変。

当たり前ですよね、一流の牛肉料理屋になるには材料の吟味、仕入れ、流通、管理、調理とか大切なことたくさんあるし、他にもやらなきゃいけないことがたくさんある。運も必要だ。簡単なことじゃない。

けどその覚悟があるならきっと大丈夫(としか言えない)

ところで、そんな装備で大丈夫か?

2.バッチリがんばれ(経営戦略的突破)

メガネをくいっと上げて 先のところで触れた「他にもやらなきゃいけないこと」で勝負をしていく方法。立地や間取り、営業時間やサービスなど挙げればキリがないがわかりやすいところでいくのならば運用方法の分析やアプローチの仕方などがここになるだろう。ガンガン行こうぜが写真でぶっ叩くスタイルならこちらは敵の弱点を探してランスで突く!(料理どこ行った)

コミュケーションを取って自然と共闘してる人もいるし牛肉屋(スナップ屋)なのに器屋さん(絵師さん)とコラボしてる!なんてのもある。

けどここを選んで成功してる人ってそもそもある程度牛肉(写真)でぶっ叩ける人が多い(混ざった)

そもそもそれくらい分析力高くて努力家じゃないと難しい。ランスで攻撃する時にターン内でバイキルトかけたりできちゃう人ね。

3.いのちだいじに(消極的継続)

無理して高みを目指して料理(写真)をやめてしまうくらいなら好きなペースで食べて(投稿して)、好きなものを食べていきましょう。私、あなたの料理が好きよ。

↑この思考って素晴らしくてそれで長年継続した結果成功しちゃう場合もある。誤差レベルに稀だけど。そして大部分の人がここに着地する。ここに入れないと✝️になり見なくなる。たまに教会とか味方のザオリクで復活したりしてくる。

へんじがない、ただのしかばねのようだ。となるのは寂しいし悲しいね。

4.MPつかうな(多角経営的突破)

牛肉料理屋っすけどうちの寿司も美味いっすよ。寿司覚えたんで肉寿司もできますよ。あ、これ突き出しの京野菜のバーニャカウダです。コースはシェフの気まぐれコースしかやってないんすよね。すみません!

みたいなことと私が選んでいるのはこちらですが、別にススメもしませんし得もしません。急激にお客様が着くことも無いし。日々勉強だし。機材増えるし。

ただ、私はそもそもの本業があって、転身をする気は無いが金銭発生できるレベルのクオリティを身に付けたい。というカンジでSNSに関しても家賃タダで借りて良いんですか?ありがとうございます!感覚なので「大将、店大きくしないの?その方がお客さんたくさん入るよ!」と言われても「うち家業があってそっち継ぐんですよ!細々とはずっと続けていきますんで末長くよろしくお願いします!」なのだ。

ただ1つ言えるのはガンガンいこうぜの人もバッチリがんばれの人も元々MPつかうなのスタンスで写真を撮っていて、あくまでもお店をオープン(アカウント作る)の時にガンガンいこうぜにしているだけなのである。たまにバッチリがんばれの人がガンガンいこうぜになる時もある。

だから客足だけに気を取られて評価軸を求めるのは違うよねってことなんです。

ガンガンいこうぜで成功してる人を見て、自分もガンガンいこうぜに設定して同じ結果が出ずに苦しむ。けど彼は低レベル時代にMPつかうなやバッチリがんばれでLV上げてきてステージに立っているわけ。なんなら強力なパーティーもいる。自分のレベルは今いくつだろう?

承認欲求に駆られいきなりガンガンいこうぜに設定して心折れて✝️になる人も多く感じる。まずは装備の確認しよ?こんぼうでいける?ひのきのぼうでいける?

ド◯クエでもシリーズによって差が出るようにたまにどうのつるぎでパーティー組んでスタートできる人もいる。

ルイーダの酒場(コミュニティとかオンラインサロン)で仲間を連れて旅に出る人もいる。

装備とパーティーを確認したらスタート地点を決めよう。

どんな道を通って君は魔王に辿り着き倒す(成功する)か。

スタート地点から魔王に辿り着くには役職を選ぶ必要がある。

勇者(写真家
賢者(写真作家
戦士(フォトグラファー
魔法使い(カメラマン

それぞれ似ているようで全て違う。(わかりやすくするための極論なので細かい突っ込みしないでね)
中には二つ以上の役職を持てる人もいる。
戦士が必死にライデイン唱えていても空は静かなのである。勇者は攻撃しても強いしある程度魔法も使える。賢者は特殊な魔法も使える。魔法使いにしか使えない魔法もある。役職は自分で決めて良いと思うけどステータスは人それぞれ。

スタート地点も決めてしまおう。

Aのむら★(SNS)
Bの草原★★(写真学校)レアアイテム有り
Cの洞窟★★★(スタジオ見習い弟子入り)レアアイテム有り

大半の人が難易度の問題からAのむらからスタートする。Aのむらの認知度が高くAのむらからBの草原に行く人もいる

ド◯クエの話になってしまったが食の話に戻し混ぜよう。

勇者の役職を選んだ牛肉屋(スナップ)、スタート地点はAのむらで将来の夢は憧れの芸能人を撮ること。

とりあえずダンジョン行く前にレベル上げて装備整えてパーティー組んでからお客さん呼ぼうか。となる。

かたや賢者の役職を選んだ魚屋(ポートレート)、スタート地点はBの草原でレアアイテムと魔法を駆使してレベルを上げる。お客さんを呼ぶより納得のいく料理と新しい呪文を覚えたい。

となる。そしてたまにルイーダの酒場を利用すると噂を聞きつけたお客様から反応がある。自然とパーティーができる。実力がついたのでダンジョンへ。

なのである。

いいねの数や良い写真とはと多く議論される時にSNSというプラットフォーム以前のスタート地点や立ち位置の違いを考えていないことも多く見受けられる気がする。同じ料理として一日5組しか入れないこだわりの強い寿司屋の江戸前鮨と一流ホテルのフレンチフルコースを客数で決めるとはいかがなものか。と思うんですよね。


あそこの店客数少ないねwって指差した店は平均客単価10万で看板出してないなんてのもざらにあるわけで。(実際フォロワー1000人くらいもしくは以下のめちゃくちゃ上手いプロの方なんてたくさんいる)

さいごに

SNSフォトグラファーとして成功したいんだったらお客様の望む料理を質を高くお腹の減る時間に提供するのが正義で、承認欲求を満たしたいならクック◯ッド使ってお客様増やしていこう。創作料理で勝負したいならお客様の数じゃなくて来てくれたお客様満足させることに集中して質が高まったらSNSを使えば自然とお客様は後から増えるんじゃないのかなと思ってる。

私は何でも食べます何でも作りますのスタンスなので牛でも豚でも鶏でも、肉でも魚でも野菜でもそれぞれの生簀の中での良しとされるものを見て吟味し調理法を考えて少しずつ質を上げていきたいのである。学びを得るためには敬意と尊重の念は忘れずにいたい。目指せ一流ホテルのビュッフェで選びたい放題食べきれません!

目標への一歩を踏み出すためには自分がどこに立ちどこに向かいたいのかをしっかり見据え、荷物を確認し踏み出すのが良いのではないだろうか。千里の道も一歩から。こんなふざけた記事が目的地と検討違いの位置にいて頑張って歩いている誰かの羅針盤にでもなってくれたらありがたい。

年末忙しすぎてナチュラルハイで連投しています。乱筆失礼。

焼肉は自由が丘べこ亭
その他は原宿 うかい亭 深夜の飯テロである。



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