期待と信頼のはなし
期待したり、されたりする。期待通りになったり、ならなかったりして一喜一憂。そのたび揺れ動く心の落差に、身体もなんだか疲れてきた。
そんなことを思った夜に、たまたま見つけた記事。
期待はしたり、されたりしていた。でも、信頼は、どうだったかな。信頼されたことも、したことも、あったっけ。
そもそも、信頼ってなんだろう。
辞書で調べてみると、
「信頼」とは、「ある人や物を高く評価して、すべて任せられるという気持ちをいだくこと。」
一方、「期待」は、「よい結果や状態を予期して、その実現を待ち望むこと。」
二つの意味は、全然違った。
古賀さんの記事を読んで、私は、期待と信頼をはき違えてきたのかもしれないと思った。
とにかく私には信頼が足りないと思ってた。
そして、周りの声は全て期待に感じていた。
その見方そのものが、違っていたのかもしれない。
仕事は、小さいながらもステップアップしていた。
でも周りの期待に応えなければと思ってた私は、気づかなかった。期待を外せば評価されないって思ってた。だから、それが信頼の結果であると考える余地もなかった。
人の信頼を受け取れず、人に信頼することもできなかった。なのに、信頼が欲しいという矛盾。
私の欲しがってた信頼って、結局は、理想の返しがあることの期待だったんだろうな。
信頼するって、なんだろう。
信頼って、どうやって築くものなのでしょうか。