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- 違いを楽しむ -【ワイン部|活動報告】

このnoteは、鎌倉新書の「部活動」の活動記録です。部署の垣根をこえたコミュニケーションを促進することを目的とし、2021年12月現在、aroma部、ゴルフ部、サウナ部、サーフィン部、テニス部、フットサル部、ワイン部が活動中です。

こんにちは。ワイン部 広報担当のスミダです。
1回目、2回目のnoteを執筆した新井さんから担当を引き継ぎ、今回はスミダが執筆いたします。

2021年10月発足。2カ月に1度を目途に、フリースペース「はらっぱ」にてワイン勉強会&テイスティングをメインに活動している。元ソムリエで現社員の藤田さんを講師に迎え、五感を使った本格的な学びが魅力。ワイン好きが多い鎌倉新書にとっては念願の部活。(飲み部ではありません)🍷

前回から約2か月空きましたが、3回目の活動を開催いたしました。参加者は過去最多の19名と、にぎやかな会となりました。

▼第1回の活動記録はこちら

▼第2回の活動記録はこちら

待望の白ワイン

今回のテーマは白ワインでした。

左:カリア・シャルドネ 右:シャブリ・シャペル・オールー 

2本の違いは「樽熟成の有無」と話すソムリエこと藤田さん。何やら樽で熟成させたらワインに変化が起きるようです。
気になるので、早速テイスティングしていきます。

テーブルを回ってワインを注いでいく藤田さん


テイスティング

1本目は、冒頭の写真で右に写っているシャブリ・シャペル・オールー。樽熟成なしのワインです。

今回もテイスティングシートに記載していきます

まずは色を見ます。
白ワインは熟成するにつれ、緑色から黄色、そして茶色に変化するとのこと。
こちらは緑に近い黄色でした。

次にスワリング(詳細は後ほど)する前の香りを楽しみます。
若いワインはレモンのような香り、熟成したワインはバナナのような香りになるとのこと。ぶどうのみで作られているにも関わらず、他のフルーツの香りがするって不思議ですよね。こちらは無機質でりんごに近い香りがしました。

次に、スワリングした後の香りを楽しみます。
スワリングは、グラスを持ち上げるのではなく机に底をつけた状態で空気を含ませるように回すのがよいそうです。一斉にゴリゴリと机を鳴らしながら熱心にスワリングすると、香りが強くなりました。

最後に、実際に飲んで味わいます。
後味がすっきりとさわやかな飲み口で、無機質で金属系の香りがしました。


2本目は冒頭の写真で左に写っているカリア・シャルドネ。樽熟成ありのワインです。

コルクの鹿が可愛い

色を確認したあと、香りをかいだ参加者たちが一斉にざわつきました。

””1本目と全然違う!””

こちらはスモーキーで甘い香りがし、1本目とは明らかに違うワインだと分かります。
「これが樽熟成による違いです」と解説する藤田さん。
”ハチミツっぽい”
”木のような香りがする”
など、皆それぞれが感じた印象を語っていました。


座学勉強会:①クイズ・白ワイン


樽熟成を鼻と舌で体験したら、勉強会に移ります。


真剣に取り組みます

藤田さんによるクイズから始まりました。
特別に1問をご紹介しますので、皆さんもお考えください。

Q:シャルドネは何を意味する言葉?
①人名(シャルドネ婦人)
②ぶどうの品種名
③ブルゴーニュ地方の村名

正解は…

②ぶどうの品種名 でした!

「こんなの簡単!」というワインに詳しい方も、「知らなかった!」というワインについて勉強したい方も、ぜひワイン部へご参加ください。


座学勉強会:②樽熟成

ワインの樽は楢(どんぐりの木)からできており、貯蔵・熟成 ・風味付けの役割を担っています。
大切な役割を担っている樽ですが、火で焼き目をつける作業を行うことで、様々な香り成分が生まれます。2本目のワインでスモーキーで甘い香りがしたのも、この焼き目を付ける作業がされた樽で熟成され、ワインにその香りが溶け出した為だそうです。

先ほど飲んだ冷えた白ワインの裏側には、熱い炎に耐えワインを熟成させた樽の存在があったのだと知り、ワインの奥深さを実感しました。

まとめ
今回も「まずいワインは1本もない!」の言葉で会が終わります。
藤田さんの熟成されたワインへのリスペクトが、心に染みわたりました。


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