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【2024鎌倉SCF】6月の取組を紹介!

こんにちは!
教育総務課教育企画担当の小泉です。

今回は6月に行われた鎌倉スクールコラボファンド(SCF)を活用した授業をダイジェストでご紹介させていただければと思います!

5月の取組ダイジェストは以下のリンクからご覧ください!⇩⇩⇩⇩

それでは、早速いってみましょう!



1.シティズンシップ教育 ~Well-being~(深沢中学校 2年生)

深沢中学校の2年生は「Well-being」をテーマに1年間探究学習に取り組んでいきます。1年生の時には「自己理解・他者理解」について探究学習に取り組んできた子どもたち。その学びを土台にしながら自分自身のより良い生き方・在り方について考えていきます。
初回の授業となったこの日は、未来をつかむスタディーズの河内さんから、「君の言動は確実に誰かに影響を与え得る」とメッセージを頂き、独立行政法人国際協力機構(JICA)の取組でグアテマラに野球を教えに行った時の話を聞きました。グアテマラでの経験を通して得た学びを聞いた上で、自分が幸せにいるための要素について子どもたち一人ひとりで書き出していきました。「今日の話で言動や行動に想いがあることを知ることができました。」と自分の在り方を考え直すきっかけになっていました。

2.市長選に挑戦(玉縄中学校 3年生)

この日は、社会問題の解決に取り組んでいる実践家の方々をお呼びしてその取組を話していただきました。玉縄中学校の3年生は「市長選に挑戦」ということで、これから1年間かけて社会問題について調べて、それらを解決するために実際にアクションを起こしていきます。
堀田卓哉さんからは、伝統工芸が今どのような状況にあるのか教えて頂いた上で、伝統工芸が秘める可能性についてを、ソーシャルワーカーの育成を行う横山北斗さんからは様々な社会保障の制度があることなど、
鎌倉ゴミフェス532プロデューサーである平野理恵さんからは鎌倉市が取り組んでいるごみ処理のための取組を教えて頂きました。話を聞いた生徒は「こんなに鎌倉市がごみのことを頑張っているなんて知らなかった」と驚いている様子でした。北野真保さんからは食品ロスの視点から廃棄される食品や畜産経営の課題を食品リサイクル・ループで解決したり、坂口仁子さんからは生徒達にとって身近であるファッションが多くの社会問題に関係していることを伝えた上で、社会全体にとっていいものを選んでいくことの重要性を教えて頂きました。

3.世界とつながろう(小坂小学校 6年生)

5月から世界についての探究学習を始めた6年生。今回は世界に触れるためにバンブーダンスをフィリピン出身の高橋メラニーさんから教わりました。子どもたちはみるみる上達して、たくさんのステップを習得するだけでなく、オリジナルステップを考える児童もいました。「ダンスは好きじゃななかったけど楽しかった!」と笑顔で話してくれた事が印象的でした。
ニュージーランド出身のスミト(ミト)ラングさんからはマオリ族の強さと結束を表現するハカを教わりました。5年生で探究学習に取り組んできた経験を活かし、ただダンスを教わるだけでなく、「ハカはどんな時に踊るんですか?」「女性がやるハカもありますか?」など、深く知ろうとする姿勢が見られ、成長を感じました!!

4.かまくらの人とまなぶ ~あそぶ・まねぶ・まなぶ~(腰越小学校 3年生)

腰越小学校の3年生は、学ぶことの意義や楽しさを実感するために、鎌倉にゆかりのあるプロフェッショナルから多くのことを学んでいきます。初回のオリエンテーションでは未来をつかむスタディーズの河内さんと小松さん、大塚さんに来て頂きました。
子どもたちは班で協力しながら、世界地図を作りました。
今回のオリエンテーションでは、未来をつかむスタディーズの3人に縁のあるグアテマラ・クロアチア・マラウイの3か国を世界地図から探したり、それぞれの国の文化の違いについて知ることができました。鎌倉の人と世界が繋がったように、これから鎌倉の人の力を借りて、子どもたちの学びの世界が広がっていくのが今から楽しみです。

新年度が始まってから3カ月の間、鎌倉SCFでは多様で素敵な学びが生まれています。
そんな鎌倉SCFですが、皆さんにもっと鎌倉SCFのことを知って頂くために鎌倉市教育委員会ではシンポジウムを行います!!

7月13日(土)13時から鎌倉芸術館にて行います!
ありがたいことに多くの方から申し込みを頂いています。
残席僅かですので、是非是非早めの申し込みをお願いします。
シンポジウムの詳細・申し込みはこちらから↓↓↓


1学期も残り1ヵ月です。1学期の内にどんな実践が生まれるのか目が離せません!!
今後もnoteで随時レポートしていきたいと思いますので、お楽しみに!

(教育総務課 教育企画担当 小泉)