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【後編】Life Quest~釜石で〇〇する人たちの多様な生き方~第2歩目「グローカル教育」×細江 絵梨

本記事は、岩手県釜石市で人生を探求し生き方を自分でつくることに挑戦し、様々な活動に取り組むゲストの生き方に迫っていくイベント型オンライン番組『Life Quest』の内容のアーカイブ記事になります。
今回は、第2歩目「グローカル教育」に取り組む細江絵梨さんをご紹介します。実際の放送については、こちらよりご覧ください。

ー後編では、細江さんご自身の人生について探求していきます!

わたしのLIFE QUEST

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岩手に来るまで

細江)学生の頃から、あしなが育英会の活動をしたりとか、大学時代には途上国へ行ったりとか、国際協力や開発支援にもともと興味がありました。
現状を知ってしまったら、動かずにはいられなかったんです。心の赴くままに動いていました。

就職も、世界の資源やストーリーを化粧品に変えるソーシャルビジネスをしていた会社に勤めました。震災もありましたが、何をして生きていくべきなのかを思いながら、2012年に岩手に行くことを決意しました。知り合いを頼って移住してきましたね。

2012年から2017年は東京と盛岡を行ったり来たりして、岩手県内も33市町村中31くらいは行きました。24時間365日岩手の人て言われるくらい「岩手愛」を叫びまくりました(笑)具体的にはイベントやコミュニティの仕掛け作りを様々やっていました。

岩手に移住してから

細江)すごく楽しい日々を過ごしていましたが、復興支援で入ったものの、被災地現場にがっつり入っていなかった自分に気づいたんです。そこで、釜石に行くことを2017年に決め、2017年に移住をしました。

移住してきた時は、盛岡と釜石での活動を両立させることを考えていましたが、根浜が個性的でたくさんの資源もあって、イギリスのライフボートの団体ともすでに一緒に活動されていて・・いろんな魅力をひきつける何かがあるんでしょうね。盛岡のことをあきらめざるを得ないことに落ち込んだこともありました。

一方、イギリスのAPやインドネシアのアチェの人たちとの出会いなど、心の動く出会いがたくさんもあり、元気づけられました。思いもかけず、国際協力のプロジェクトをやったこともあります。

がむしゃらに走りながらも楽しいことも苦しいことも経験しながら3年が過ぎましたが、やっぱり岩手は楽しいなと思いました。また、グローカル教育をこれから促進できたら、もっと楽しくなると思います。

戸塚)モチベーショングラフが上がっている所が今というのがとてもいいですよね!!

戸塚)途上国や国際協力に関心を持ち始めた学生時代のルーツがあって、たまたま岩手との出会いがあって、岩手をフィールドに選んで…。海外と岩手をかけ合わせ始めたライフカーブが伝わってきます。

(グラフの星マークに焦点を当てて)
戸塚)途上国へ行ってソーシャルビジネスと出会った際は、どんなことを体験されましたか?

細江)シンプルですが、タイのスラムに行ったり、ケニアでHIVエイズの啓発活動をしているところに行きましたね。
要は教科書とかで見たことの実態を見てきたわけです。それぞれが幸せに感じること、幸せに感じる暮らしを成り立たせることが大事だと気づきました。

こういった時は、こちら側からの一方的な支援ではなくて、フェアトレードで商品をつくるといったソーシャルビジネスとか。単純だけれども、そうやって関わり続けることが大切だと思いました。

戸塚)現実を知ってしまったから動かなくては!というのは細江さんがもともと持っている責任感なのでしょうか。

細江)そうですね。結局楽しんでいる自分がいて、、ケニアにはすばらしい文化がありますしユニークですし、、時間も全然守ってくれませんが優しかったり、突拍子もないアイデアとかあったりして。

私自身、課題解決解決しようという責任感だけでは難しくて、なんらかのわくわく感がモチベーションになっているんだと思います!

平元)なんでそこまで岩手が好きになったのですか?

細江)主に2つあります。1つ目は、単純にすごく優しくしてもらったからです。いろんなところに連れていって、いろんな食べ物を食べさせてくれました。その中で、岩手の方々が工夫して暮らしを築いてきたことを知りました。自然の中で築いててきた暮らしですね。

2つ目は、被災地の人とコミュニケーションする中で、自分も苦しいはずなのに、周りの人を気遣っている人が多かったからです。その真の優しさに触れて、心を奪われました笑

平元)自分の軸がぶれなければ、場所が移っても変わらないということですね。知らない土地に入って人をまきこんで、大変なことも多かったと思います。その時の葛藤や、つらい時でも頑張れる原動力は何なんですか?

戸塚)実は、私は、細江さんと仲良いいんですが、細江さんがカラオケで泣きながら歌っているところ見たことあります笑

細江)釜石って、私みたいにUIターンで来ている人多くて20・30代の方もいて支え合える仲間がたくさんいたのは大きかったです。この8年間人に恵まれました。岩手には悪い人はいません、本当に優しいです。

戸塚)厳しいことを言う人もいますが、それは嫌だからとかではなく、愛で指摘してくれることがとても多いと私も感じます。

平元)身近な岩手の人や目の前の人を笑顔にするのがモチベーションですか?

細江)それもあると思います。海開きの時とかは、地元の人たちは本当に子どもたちにきて欲しいという想いが強いです。私自身もその地元の人や子供が笑顔になってほしいと思うし、そのために頑張ろうという気持ちになります。

細江)根浜の人たちは本当にかっこよくて、素敵なんですよね、、、

戸塚)根浜愛が伝え合ってきますね、、。

細江)個性的で大変ですけどね(笑)

わたしにとって「釜石」とは

強炭酸水

細江)わたしにとっての「釜石」は、強炭酸水!刺激が強いけれどやみつきになります。つらいこともあるけど、刺激がたまらん!っていう感じです。
もともとあるものはもちろん、あるものをいかして協力して、たくましく生きている根浜の人が素敵です。

わたしの人生の道しるべ

戸塚)もう一つ質問です。細江さんにとっての「人生の道しるべ」はなんですか?

細江)「」です!

平元)ハートが伝わってきました。

細江)愛がないと続けられません。言い換えれば、探求心なようなものだと思います。色んなことを愛を持って知って、課題があるならそれを解決して・・・。
平元)すばらしい。

戸塚)以上、「愛の人」細江さんでした!

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