見出し画像

ユニークな作業にぴったりの既製品なんてない

私の精油の蒸留機は銅製のアランビックという種類のもの。
蒸留所を開設するにあたってどうしてもその蒸留機で精油を作りたかった。

IHヒーターを使って蒸留するステンレスの釜は価格も安く、タイマーもあって致命的な失敗にはあまり至ることはない。

が。

なんというか、不揃いであるがためのドキドキワクワク感がない優等生。

『製品を作っているのだからドキドキとかそんなの要らないでしょ。』

と、普通なら考えるのかもしれませんがなんというか、こう。。。ウニの殻を割って中からどんなオレンジ色のものが出て来るか楽しみ!とか、フォーチューンクッキーの中身を見る楽しみのような、そんなワクワク感が来ない。

非の打ち所のない優等生の美人は極々稀に見つけるから”妙なる存在”であって世界中の人が美人だったらそれはそれでつまんない。

ということで”よりプリミティブな方向で”というコンセプトを定めた。

とは言うことで最初は銅製のアランビックを業務用のガスで沸かして。。。と思っていたのですが周りのおじさんたちにそそのかされて(笑)まさかの薪火。

せっかく遥々ポルトガルからやって来た釜は速攻、煤で真っ黒。

画像1

まだ来たばかりでピカピカ!

そんなこんなで楠山蒸留所@宮崎奮闘記を過去に遡ってここに記していこうと思います。

カマド作成計画最初の一歩
https://note.com/kalasunoyamaneco/n/n22553841a1f7

関連記事
木材は太陽エネルギーの塊り
https://note.com/kalasunoyamaneco/n/n9d65f8d6f554

ワイルドすぎる蒸留現場
https://note.com/kalasunoyamaneco/n/n16bf6dbfad8d

森の入り口で森の出口を考える。
https://note.com/kalasunoyamaneco/n/nc56421f733f7

野生の植物を集材する
https://note.com/kalasunoyamaneco/n/n8735858d3923

ユニークな作業にぴったりの既製品なんてない
https://note.com/kalasunoyamaneco/n/n7b255f848d4e


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?