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足底荷重の原則・母趾球支持の重要性


みなさん、足底の感覚を感じ、考えたことはありますか?
どこに体重が乗るのが良いのかなど、考えたことありますか?
母趾、小趾、踵、どこに重心を置いて立っていますか?

どこに重心を置き、どこに体重をかけているか、

日常生活で長時間、毎日立つという動作を繰り返すということは、
間違った体重の乗せ方をしてしまっていれば、
それに伴って体のあらゆる部分に負担がかかってきます。

なぜ、足部で起こっている問題が体のあらゆる部分に影響するのでしょう?

人間の体を積み木と同じように考えてみてください。

積み木は下の部分が崩れればもちろん上の部分も崩れますよね。
人間の体も同じで、下の部分で崩れた分を上で代償してバランスを取ろうとする。

結果的に使わなくていい部分を使うことで痛みなどに繋がるのですね。

そこで今回は足底の重心、主に母趾球の事について、深く考察していきたいと思います。


①足底荷重の基本

体重ら主に踵、母趾球、小趾球の3点で支えます。
ですが!3点均等にバランスよく乗せるのではありません!

ただ母指球に乗せればいいというわけでもありません。

割合として、
・踵に50%
・母趾球に35%
・小趾球に15%
がベストだといわれています。


これがまず基本の考え方になります!
どこにどれだけ体重が乗るのがベストなのか。

バランス良く載せるではなく、乗るべきところと荷重量はだいたい決まっています!

②誤った足底荷重から生じる障害

あらゆる場面で小趾荷重になってしまえば、内反捻挫や、膝OA、特にO脚になりやすくなります。
だから母趾球に乗せないといけない!と思って次に母趾球に荷重しすぎると、扁平足や、外反母趾が生じてくるわけです。

結果として母趾球、アーチが潰され膝の捻れによる痛み、膝の靭帯損傷、半月板損傷、股関節内転筋群損傷や股関節痛になりうる可能性があるわけです。

つまり、なんでもかんでも母趾球に体重を乗せればいいというわけではありません。

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