【週刊】格安simo

平凡な毎日の中でふと感じたことを, ジャンル問わず,雑談的に,備忘録的に書いています.時折言葉の限界を日々感じつつ.. もし良かったら立ち寄ってみてください.Twitter: @kakuyasu_simo

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最近の記事

ご褒美は後にとっておく.ゴールを先送りする.

 私の小学生時代の話から始める.当時,進研ゼミ小学講座(通称「チャレンジ」)を受講していたことがある.毎月分厚い問題集と付録雑誌が自宅に送られ,問題集の中には,扱った単元の定着度をはかる簡単な試験プリントが同封されていた.  我々受講生は問題集を一通り解き終えた後,その試験プリントの問題に対する解答を記入して担当部署に送付する.すると「赤ペン先生」なる担当者の方が採点を請け負い,約2週間ほどで採点結果およびフィードバックが返却されるシステムであった. ----------

    • 忙しい日常に,ふと訪れるノスタルジア

       「過去にしがみつくな.今を一生懸命に生きろ」  …巷にこのようなスローガンがよく氾濫している.私もこの殊勝な精神的姿勢にはある程度憧れを抱いており,追い求める時期があった.  しかし最近,この自己啓発チックな言葉とは裏腹に,時折私は時間を忘れて,少年時代の思い出に耽ることがある. ------------------------------------  先日twitterで,懐かしいCMや人気番組の主題歌を延々と流すbotを偶然見つけてしまった.  興味本位で覗いて

      • 徒歩○○分の,冒険のすゝめ

         ふと,無性に刺激が欲しい時がある.  特に普段の生活に不満があるわけではないが,家と仕事場との往復になりがちな平日を過ごしていると,どうしても何か新しいワクワク感が欲しくなってしまうものだ.  友達を誘って居酒屋に行くでもいいし,YouTubeをあさって何かピンとくる動画を探し当てたりするのも悪くないが,私の場合は,特に行く当ても決めずに近所を歩き続けることでワクワク感を得ている.  これが意外と新鮮な刺激を提供してくれるのだ. --------------------

        • 「普通」は,押し付けるものでも従うものでもなく,乗りこなすもの

           「普通さぁ,○○じゃない?」  こういった類いの言葉に対し,あまり良い印象を持たない人は少なからずいるだろう.  あたかも自分が本来あるべき姿から外れていると指摘されているかのような錯覚を受けてしまう.なぜか自分が重大な間違いを犯したような....故に何となく居心地が悪くなってしまう. ----------------------------------------------------  私がnoteを開始して,本作が7作目となる.普段は三日坊主を体現したような私で

          アンテナを張ること,勉強し続けること,挑戦し続けることで,良いチャンスは舞い込んでくる

           先日友人に誘われ,ある飲み会に参加することになった.  一体誰が来るのか事前にあまり知らされていなかったが,「アンタだったら多分気が合いそうな人だと思う」ということだったので,なんとなく面白そうという単純な理由をつけてすぐ行くことに決めた.  その飲み会で初めて会った人たちは「地方創生」に興味があるらしく,仕事でもプライベートでも「地方創生」について色々と活動の幅を広げているようだった.  私も宮崎出身ということもあり,そのテーマはやはり自分にとってもかなり深い関わりをも

          アンテナを張ること,勉強し続けること,挑戦し続けることで,良いチャンスは舞い込んでくる

          「何でも手に入ってしまう」時代になった今,時間が貴重な資源になる

           日本はいつからか,ずっと経済成長への糸口をつかみきれないまま,長い間低迷期を彷徨っている.  現在の国民の平均年収の水準は,約20年前の水準とほぼ同等というデータもあるようだ.もはや日本は先進国から転落したのだと嘆く人も珍しくない.ニュースでも心なしか,あまり元気のないものばかりが報道される. ------------------------------------  しかし個人的には,生きるために必要なものであったり,生活に彩りを与えてくれるものはだいぶ手に入りやすく

          「何でも手に入ってしまう」時代になった今,時間が貴重な資源になる

          人生の豊かさをはかる新たな指標として,「『ムダ』を愛せるかどうか」を提唱したい

           私の職業はITエンジニアである.  常に効率化・最適解・生産性を追い求め,もっとパフォーマンスの高いロジックはないか,もっとムダを排除したコードが組めないか,業務効率化のために雑多な手続きの面倒くさいところをどうハックしようか,よりスムーズなチーム運用の仕方はないか….そんなことを日々常に考え,実装したり行動に移したりしている.  ただ毎日こういうことばかり考えていると,効率化・ムダの排除こそ唯一無二の正義であるとついつい思ってしまいがちである. ------------

          人生の豊かさをはかる新たな指標として,「『ムダ』を愛せるかどうか」を提唱したい

          幸せになるために「真面目」に生きる

           「真面目」という言葉に,ここまでネガティブなニュアンスがついてまわってしまったのは,一体いつからだろうか.そんなことを考えるようになったきっかけは,先日自分のtwitterのタイムラインに回ってきた投稿を見てからだった. ---------------------------------------------------------  その投稿には,「真面目は損である」という趣旨で自らの体験談が書かれていた.『真面目』に学校に行き,与えられた仕事をひたすらやり,人に迷

          幸せになるために「真面目」に生きる

          「どっちでもいい」は,どうして腹立たしく罪深い言葉なのか

           彼女が参加した女子会での一幕である.  同じ会社での女子会は近況報告に始まり,新しい話題も飛び出すので途中までは楽しめるものの,  1時間も経つと,大抵の場合は他人の悪口合戦に収束してしまうものらしい.  あたかも前から決まっていたかのようないつものシナリオに彼女も少々辟易していたところ,ある女性が 「自分の彼氏は何を聞いても『どっちでもいい』しか言わない.週末は何をしたいか尋ねたときも,今日の晩ごはんで何を食べたいか聞いても,『なんでもいいよ』としか言わない」 とこぼ

          「どっちでもいい」は,どうして腹立たしく罪深い言葉なのか

          「プライド」の取扱いにご注意を

           「プライドが高い」という言葉の持つイメージは,往々にしてネガティブだ.  「アイツは『プライドが高い』.」と話すとき,大抵の場合「アイツ」が良い印象で語られることは極めて稀である.  では一方で,「アイツは『プライドが低い』.」と話す場合,この「アイツ」はプラスの印象で語られているのだろうか.経験上,否である.  字面上,真逆の意味として捉えられて当然なはずの人物評が,なぜかどちらもマイナスの印象を与えてしまうのである. ------------------------

          「プライド」の取扱いにご注意を