ご褒美は後にとっておく.ゴールを先送りする.
私の小学生時代の話から始める.当時,進研ゼミ小学講座(通称「チャレンジ」)を受講していたことがある.毎月分厚い問題集と付録雑誌が自宅に送られ,問題集の中には,扱った単元の定着度をはかる簡単な試験プリントが同封されていた.
我々受講生は問題集を一通り解き終えた後,その試験プリントの問題に対する解答を記入して担当部署に送付する.すると「赤ペン先生」なる担当者の方が採点を請け負い,約2週間ほどで採点結果およびフィードバックが返却されるシステムであった.
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