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やれることからやってみようと思う

お世話になっております。
写真事務所プリズムライン・専従者のmoeです。

私たちは東京で写真事務所を営んでいます。

東京はいつまでもコロナの気配が濃く、
緊張感の続く日々です。ここ何日かは日本中でまた感染者が増えているニュースも耳にします。

もう半年近くニュースはコロナの話題ばかり。
テレビをつけるのも嫌になります。

でも、生活は続く。

我々は、4月から仕事にコロナの影響が出始めました。

3月までは割と順調に仕事ができていたものの、
4月の後半ごろから、撮影キャンセルの電話やメールが一気に鳴り始めました。

そうして、
5月にはパタっと撮影がなくなりました。

なんかあまりにも仕事がなさすぎて、
今までの生活が幻のように感じました。

家で2人でごはん食べて寝て、仕事の不安を話し合って、またごはん食べて、仕事の不安を話し合って、また寝ての繰り返し。

フリーランスは誰も守ってくれません。
そのことを肌でひしひしと感じました。

撮影がなければ収入はゼロです。

めちゃくちゃに暗い気持ちとものすごい不安に押し潰されそうになります。

私たちはこのまま、また撮影が再開するのを待っているだけでいいのだろうか…

何かこの間にできることがあるんじゃないか…

毎日考えました。
部屋の隅っこに、思念が溜まっていく様がみえるようです。

部屋の窓からみえる景色を毎日撮る夫。
緊急事態宣言が出されるちょっと前くらいから、毎日部屋での様子を撮影していました。
(『コロナに勝つ。2020年4月の記録』も併せてご覧ください。)

その写真も今みると、パーカーとか着てて、時間は流れてるんだなってことを感じます。
それだけコロナとの戦いが長いんだな…なんて。

そうやって、部屋でできること。
人生で初めての今の経験を写真で記録することから始めました。空気感って絶対に写ると思うので。

5年後10年後にみたら、あの時は大変だったよねって言えるように。それが写真の良さです。

それから、そうやって撮った写真や、仕事がストップしてから改めて写真に対して考えたこと、好きな映画や本のこと、それを部屋のなかで2人で吐き出すだけではなく、自分たちのアウトプットの為にnoteを始めました。

始めてから今まで10件ちょっとの記事を投稿しましたが、本当に始めてよかった。

頭のなかだけでは、誰にも伝わらないことが、
自分の文章を通して、写真を通して伝わっていく様子がとても気持ちが良いし、楽しい行為だと気づきました。

当たり前のことだけど、自分で発信しないと、誰も見てくれないし読んでくれないですよね。

部屋のなかから誰かと繋がりたい。

そう思って始めたnoteも気がつけば、自分の頭のなかがすごく整理されてきていて、次の目標が立てやすくなっていることに最近気付きました。

どんどん知識を吸収して、それをどんどん吐き出したい。

今は、これまで手をつけてこなかった動画撮影と編集の勉強をしています。

まだまだコロナの影響は自分たちにも出てきそうです。

それならば、次に新しいチャンスが巡ってきたときに、新しい武器を持っていたほうが、そのチャンスを活かせるんじゃないか。

だから膝を抱えて不安に浸るよりも、
できそうな事を部屋のなかからでも始めてみよう。
と色々なことを考えています。

動画撮影や編集も然り、今まで読めなかった分厚い本を時間をかけて読んだり、見てこなかった名作と言われている映画を観たり、今まで以上に植物を育てて、その成長ぶりを観察してみたり。

それがいつか自分の血肉となることを願って。

そう思うと肩の力も抜けて、やる気が湧いてきました。

制限のあるなかでもできることを見つけてしまおう。

部屋のなかからでも沢山の情報は集められるし、
インプットすることもアウトプットすることもできる便利な時代です。

やれることからやってみる。

コロナ禍における自分たちの生活や考えについてあまり書いてこなかったので、記録として残しておこうと思い、今回の記事を書きました。

また自由に好きな場所で好きなだけ写真を撮れる事を楽しみに。

一日も早く平穏な日常が訪れますように。

それでは今回はこの辺で。
次回も引き続きよろしくお願いいたします!

写真事務所プリズムライン

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