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アートめぐり ポーラ美術館コレクション展 甘美なるフランス

 エコール・ド・パリの時代にフランスで活躍していた画家の展覧会とあって、自由で豊かな表現の作品がとても多かったです。

 色彩の豊かな作品も多く、こんなにも多くの色を使っているのにまとまっているなんてすごいとさえ思いました。

 マルク・シャガールの赤青黄緑とデュフィ、レジェ、ゴッホは、同じ色なのに彩度や色合いもまったく違う。当たり前のことですが、みんな違っていて素晴らしい作品です。

 キスリングの『ファルコネッティ嬢』という作品は、赤と黒と緑を大胆に使って描かれていて、激しい色なのにもかかわらず、まとまっていることに驚かされた絵でした。

 今回の展覧会で一番好きだったのは、ラウル・デュフィの『パリ』です。とても大きいのですが、パリの風景を描いた作品で、油彩で透明感があり、とても綺麗な絵です。

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 この展覧会では、色鮮やかな作品が多いためか、何色をどう配置しているかがとても気になってじっくり見てしまいました。

 展覧会グッズはスヌーピーとモネの睡蓮がコラボした物があり、とてもかわいかったものの、ゴッホ展でグッズ購入していたので、断念しました。

 美術館の向かいにブックショップ ナディッフモダンという素敵な本屋さんがあり、帰りに寄ってみました。

 そのお店でしりあがり寿さんというアーティストさんのなんとも言えない、クスッと笑えるような素敵なアートに出会いました。

 私は、初めて知ったのですが、長く活躍していて、漫画も描くなど多才なアーティストさんです。

 面白くて、とても可愛らしい作風にとても癒されます。作品を衝動買いしても、大切にできないかもと買うのは諦めました。

 その後、店内の本をいろいろ見て、代わりに久しぶりに紙の本を買いました。

 朝ドラは見ていないのですが、前から立ち読みして素敵な文章だと思っていた本です。
 本屋さんの素敵さの影響もあってか思い切って買ってしまいました。読むのが楽しみです。

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