あっち側とこっち側


4ヶ月前に大きな失敗をして、それから抜け殻のような生活をしている
試験に不合格となったのだ

あるべき姿としては失敗を反省し、
次の打ち手を考え、
来るべき次の試験に立ち向かうことだと思う。

だけど全くそんな気が起きない。
4ヶ月前の試験にも手を尽くし、
できることはやって臨んだつもりだったが
結果が出なかった。

その失敗をしてからというもの
次の試験を考えるだけで吐き気がして、動悸がするようになった。
そのまま戻してしまうこともあった。

次の試験に対する気持ちが全く湧き上がってこないのが
問題だと思う。

産業医にも心療内科にも相談して明確な打ち手は見つかってない

この辛い期間に以下の本を読んだ
-  QUITTING やめる力
-  一度しかない人生を最高の人生にする方法
-  The Long Game
-  心からやりたいことに出会える本
-  誰かのために働きすぎない
-  自分をよろこばせる習慣
-  科学的な適職
-  そんなこと気にしなければいいのにができない人のための本
-  心を壊さない生き方
-  天職の見つけ方
-  うまく行ってる人の考え方
-  もしかしたら燃え尽き?と思ったら読む本


完全に病んでいる笑
最終的には占いにも行って今後どうしたらいいかを相談した。
友達にも昔の上司にも占い師も全員同じことを言う

“もう一回挑戦してダメだったら次に行ったら?”

自分では体力の限界なのだが、みんながそう言うなら
それが正しいのではないかと思う。


読んだ本のタイトルを見てふと思った。
世の中にはこんなにも心が疲れてしまった人への
情報が溢れているのかと。

一方で成功者の書いた反吐の出るようなメソッドも大量に
出版されている。

元々は自分はそちら側の人間だったと思う。

早起きをし、体を鍛え、学習習慣をつけて生活する。
栄養をバランスよく摂り、睡眠もしっかりと確保する。
追い込まれている時はチャンスであり、
頑張る、努力することが最大の美徳で
それを疑わずに行動してきたように思う。

1回の失敗でここまで考えが変わると思わなかった。

健康は維持しているものの、
努力や頑張りははっきり言ってどうでもよくなった、

だって自分がやりたいことに対して頑張ってるわけではないのだから
じゃあ何するのと聞かれても具体的な内容は思い浮かばない

ただ失敗によってあっち側にいた僕がこっち側の人間の
気持ちが痛いほどわかるようになった、
前までは気合いや根性が足りないのではと思っていたけど
全くそう言うことではない

その人なりに精一杯なところなのだ

この気持ちはいつ晴れるのか、
引き続き観察したい




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