賀來 寿史

木工家やめてないからやれてるし、やり続けたいからやってるとしか言えない状況と向き合って…

賀來 寿史

木工家やめてないからやれてるし、やり続けたいからやってるとしか言えない状況と向き合ってます…世間的には若手とはいえない年齢ですが、この業界だとまだまだ若手…木工家の今と未来について考えたり、考えなかったり…

マガジン

  • 普通の木工家の日々徒然…

    「木工というコトを伝える木工家」賀來寿史の「木工のコトってなんやろか?」について考え、実行する日々徒然…

最近の記事

Vバッヂ誕生秘話…

そもそも秘話なんていうほどのことでもないのですが… 吉野杉デザイン研究所の発足イベントが、まあまあ無事に終わってつぎなにしよか〜ってなってたときに、筧所長がFacebookの投稿で、吉野高校の「よしの調査隊」がコーヒー用品のカリタと吉野杉を活用したアイテムを展示会で発表されたという記事( https://www.facebook.com/304911046377995/posts/862840500585044/ )を見つけて、なんや面白そうなことやってるやん〜って、会いに

    • グリーンウッドワーク最強〜なわけ

      今年から岐阜県にある森林アカデミーで開催されているグリーンウッドワーク研究所主催の指導者養成講座を受講しているワタクシなのですが… 「つくれる家具」は最強〜ではないのか これまで「木工というコトを伝える木工家」として「つくれる家具」を通じて、吉野の林業地の山を、山の管理人さんである「山守」さんの案内で歩く「山守ツアー」と、間伐材を簡易製材機で製材して「つくれる家具」をつくるワークショップを組み合わせて開催し、川上から川下へを体感できるプロトタイピングや、大阪の北摂地域

      • 「木工というコトを伝える木工家」ということ

        ということになるに至るまでのお話を先日の「木工家ウィークNAGOYA」でのフォーム登壇用のスライドからの引用しながらまとめてみたいと思います… かるく自己紹介 1968年生まれ(50歳になりました...) 20代は東京でデザイナーとかしながら、自分の手で木のモノをつくりたい、それを仕事にしたいという想いで過ごし、30歳のとき平塚職業技術校の木材工芸科に入学。 修了後、大阪へ戻り1999年「木の工房KAKU」という屋号でオーダー家具の受注制作をはじめる

        • 「木工家ウィークNAGOYA・2018」を終えて

          猿…ちゃうわ去る6月1日から3日まで名古屋市内で様々な木工の展示やワークショップなどの企画が繰り広げられました… 自分も今年はメイン企画のひとつであるフォーラムのモデレーターとして登壇させていただきました。 企画自体は、木工家ウィーク実行委員で話し合って決めたものですが、11回目ということもあり内容的にも、若手の実行委員の皆さんを中心に企画を進めていきたいと思い、登壇者の方々とのミーティングや連絡を密にしていきました。 当日は、登壇者の皆さんが木工家の中でも実力者のツワモ

        Vバッヂ誕生秘話…

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        • 普通の木工家の日々徒然…
          9本

        記事

          「木工家」として生きるということ

          この週末の金曜日から、名古屋市内各所で木工家が自ら企画する展示を中心した数々のイベントが集まる「木工家ウィーク NAGOYA」が開催されます。 「木工家ウィーク NAGOYA」は、今年で10周年となりますが、第一回となる2008年のその前年、同じ名古屋で「木工家の集い」という、各地の木工家が地域の木工コミュニティについて話し合う場がひらかれました。 そのときの企画に少なからず関わらせていただいたことから「来年は、椅子の一脚でも持ち寄って集まろう」ということになり、実行委員と

          「木工家」として生きるということ

          吉野杉デザイン研究所なわけ

          また唐突になにをいい始めたんだこの人たちは…という声も聞こえてきそうな我々ですが… ひとまず名前から入ってみました…みたいなレベルです…はい とはいえ、まったくの唐突ということではなく、メンバーそれぞれに吉野や杉やデザインや研究所(研究所はないか…)について、強い想いを持ってこれまでもきちんと活動をしてきているはず… 石橋さんは、吉野中央木材という老舗材木屋さんであり「日本全国スギダラケ倶楽部」という杉をなんとかしようという変態集まり(いい意味ですよもちろん…)の関西支

          吉野杉デザイン研究所なわけ

          長く続けるということ

          まあ前回からのながれで…その木工家のお仕事のひとつとして、建築系専門学校のインテリアデザイン科でファニチャーデザイン演習の授業を担当させていただいてるんですが… どうして木工家の自分がファニチャーデザイン(デザイン強調で…)の指導を担当させていただいてるのかというと… 木工家というのは、ある意味最小単位の家具メーカーでもあると思っていて…なんらかの形で営業、提案し、受注して→デザイン、設計→材料、副資材の調達→生産、生産管理→納品、物流→集金、支払い→アフターサービス、時

          長く続けるということ

          やるよ、書いてみるよ〜

          賀來です、木工家です… 50歳になったら、ブログというのか日記みたいなやつ(昔はマメに書いてた日記はこちら…)を再開しようと思ったものの、なかなか手がつかずにいたのですが、なんか最近、noteっていうのを皆さん利用されていて、使いやすそうなので、久しぶりの新幹線移動の時間なので、ひとまずこちらに書いてみることにするよ〜 昨今は、顔の見える範囲でお仕事をすることが多かったので、情報発信もSNS、とくに大人の社交場 Facebookと、流行りでも使いこなせてないインスタがボチ

          やるよ、書いてみるよ〜