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吉野杉デザイン研究所なわけ

また唐突になにをいい始めたんだこの人たちは…という声も聞こえてきそうな我々ですが…

ひとまず名前から入ってみました…みたいなレベルです…はい

とはいえ、まったくの唐突ということではなく、メンバーそれぞれに吉野や杉やデザインや研究所(研究所はないか…)について、強い想いを持ってこれまでもきちんと活動をしてきているはず…

石橋さんは、吉野中央木材という老舗材木屋さんであり「日本全国スギダラケ倶楽部」という杉をなんとかしようという変態集まり(いい意味ですよもちろん…)の関西支部であるところの「スギダラケ関西(スギ関)」の支部長として、吉野杉の普及活動や「貯木ツアー」といった貯木場を中心とした町の活性化、また最近では「吉野杉の家」というAirbnb と共に企画したお洒落な建築物の民泊施設を運営する主要メンバーとして地道に派手(ご本人もデカくて目立ちますし)に活動されている吉野の木材の人です…

中井さんは、吉野の山林を管理する「山守」の七代目として500年脈々と続く吉野林業に携わりながらも、これまでの「山守」としての伝統的なお仕事だけでなく、吉野杉の良さを伝える様々な活動を続けて、その出逢いの中でもっと吉野の山や林業を知ってもらおうと「吉野山守モニターツアー」で吉野の山林をガイドする活動もされている、まさに地に足ついた吉野の山の人です…

でワタクシ、賀來は、知ってる人は知っている杉の貫板とホームセンターで買えるノコギリやカナヅチなどの道具を使ってつくれる「つくれる家具」のワークショップを通じて、最近では「みんなで伐って出して、つくって、使う」という山との関わりの循環ワークショップに導かれ、また、その次のステップとして、地域の杉桧を使った家具を地産地消の家具として、家具木工の大がかりな機械や設備を使わずに「林産地でつくれる家具」や、木に関わったり木が好きな人を葬送するための「杉でつくる普及型の国産の棺」をこれまた林産地でつくれる仕組みづくりの必要性を感じている木工の人です…

そして所長の筧さんは、オフィス家具メーカーのインハウスデザイナーでありながら、所属チームの大先輩が「スギダラケ」の創始者で代表だったが為に感染し、自らもスギダラケ活動家として、日本中のスギダラケの皆さんと交流を持ちながら「スギ関」の一員として、ちょくちょく吉野へも出かけ、様々な活動に関わられてきた愛の人です…そして近年では、賀來とともにを「フシダラ(ケ)倶楽部」という「スギダラケ倶楽部」非公認外郭団体の活動で主に「つくれる家具」のワークショップを無理言って巻き込んだり巻き込まれたりしている杉デザインの人です…

そんな四人は、それぞれ、ちょくちょく杉がらみで活動を共にする機会もあったのですが、年代的にも、そろそろ人生中盤、次のステップとして、次世代へ渡していける活動を育てたいという思惑の部分で共感することと、サラリーマンである筧さんの定年後の生きかたとしての活動拠点づくりという、これまた大きなお節介から、ちょっとこれちゃんとやろうよ…ということになり、スギダラ親分に相談しに東京までノコノコと出かけたところ「筧、なんでそんな相談をいちいち俺にするんだ、そんなことをしなくていいポジションにしただろ〜」と一喝され、また、これからの活動の一例として「いちいち考えすぎないでプロトタイピング、プロトタイピング、プロトタイピングでまずはやる」という有難いお言葉をいただきました…

で、できることからやっていこうというのがここまでの流れ…(研究所の由来がでてこないな〜)

そして第一弾イベントがこちら

吉野へきてみるけ

そんな四人を…これからの活動を生温かく見守っていてください〜

ひとまず今日はそんなとこ…

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