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Yuki meets 井上裕幸さん

この上の写真が実は1枚目で、井上さんが下向かれたので撮り直したのが前記事↓(コチラも読んでね)の写真。あの指のサインは♡なんだそうです。

この 黒い額(シブイ⋯)の作品、珍しく 正方形(これもありきたりでなくて良い⋯)でした。私が 1番気に入った 絵。しかも価格もちょっと頑張れば届かなくもない感じで後ろ髪引かれ…せめて写真を⋯と撮らせていただきました。

ココ↓開けた「上から3段目1番右」の⋯です。

↑現地ではココに載ってないのも沢山で、どれもこれも眼を奪われるくらい甲乙つけがたし⋯だったんですが、この絵、私の「好き」が全部集約 されてて⋯。

私が潜在的に「好き」でつい制作時やってしまう構図や表現⋯それは⋯「左右非対称 / 斜め/ 緩めカーブ線」⋯なんですが、それが全て詰まってた。⋯で、なんとなく「これで良かったんだ」と肯定された 気がしたんですね。

あと、この「下から上にシュッと平筆でひとなでした、先がハケ跡のような線(線の途中は少し掠れ気味)」⋯私も最近よく使ってる技で、ちょうど「こんなことやってる人いないけど良いのかなぁ⋯」と思ってた所。なのでこれも、なんか嬉しかった。

(井上さんは元々書道もされてたそうです。なるほど納得。「筆でシュッ」がどれも絶妙な加減でした。あの絵にだけでなく特徴的にあちこちにありました。)

1番「目から鱗」だったのは、「ココの重なり、奥行きが出て立体感あっていいでしょう? 僕は 紙から絵が浮き出て見えるくらいエネルギーほとばしってるのが好き なんです。」のお言葉。

実は私、数ヶ月前にこんなレッスン・メモ↓を残したばかりで⋯

⋯内心残念に思ってた所でした。

「飛び出す絵本?みたいになるくらいの方がメッセージ性ありそうなのに⋯」と。

今後は「必然性さえあれば(全体でバランスさえ取れていれば)立体的表現もアリ」と思わせていただくことにします。

⋯諸々そんなわけで、私にとって「もしかして私、こういう方向に行きたいのかな?」と 道標 をみつけたような出会いとなりました。

今師事してる先生からいつの日か巣立たねばならない時も来る⋯その後、自分はどうしたいのか?どうなりたいのか?「自分にしかできない表現」とは???

ヒントと勇気をもらえた 感じ。(他にも真似させてもらいたいポイントがそこかしこに散りばめられてました。)

個展紹介文の言葉⋯ストレートで衝動のおもむくまま / 宇宙的スケール感 / 交錯するエネルギーと色彩がほとばしる / 真のプリミティブ・アート⋯今見返すと全くその通り。

「宇宙のどこかで」ってタイトルのシリーズ作品群⋯宇宙に行ったことないのに「そうそう、こんな感じ!」と、どれ観ても思えるから不思議。

岡崎の私設ミニ美術館に伺う機会も、そのうち作りたいと思います。

(PS:私の名刺の絵、ほめて下さいました。😊 あとスタッフの方に「宗さんのと似てますよね〜」とも言われました。光栄です!😆)

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