わたしが老害になっても
どんな老害になっても、僕は年下に話しかけることをやめない、つもりでいる。
昨日のワイドナショーで武田鉄矢が自身のことを老害かどうか、スタジオゲストに問う、という場面を視たときのことだ。
そのときの武田鉄矢は、なんだか先生というキャラクターもあってか、若い人に話しかけることが説教くさくなることを危惧しているように思えた。
この4年間。僕はいくつかの大人と出会って、面倒をみてもらった。
そしてそのような出会い中で感じたことは、話しかけてくれる大人のありがたみだ。
たしかに説教くさいような、自慢話もされた。しかしそれでも、僕にとっては話しかけてくれるという行為自体が、特に集団に所属したばかりの頃は、とてもありがたいことだった。
「話しかけたら迷惑だろうな」とか「うざいだろうな」という考えは、むしろ自分のことを第一に考えているただの傷つきたくない人の発言であるように思う。
僕がもっとちゃんとした大人(老害)になったら、まずはきちんと年下に話しかけることをやめたくない。
老人の話に付き合ってほしい。
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