護られなかった者たちへ
映画公開が迫ってまいりましたこの作品
実は、原作を書かれている中山七里さんの小説が好きでして、
この作品も実はもうすでに読了しております。
ネタバレをしたいわけではないので今回は少しだけ…
さて、皆さんは ”護る” の意味をご存知でしょうか。
みなさんがよくご覧になるのはこちらの ”守る” だと思います。
ここで意味のご紹介を簡単に。(漢字ぺディアより)
守る:大切なものとして保護する。大事に保つ。規則や約束などに従う。
護る:外から害を受けないように、かばいまもる。防衛する。保護する。
中学生とか高校生の頃だろうか、
社会の授業で試験のために暗記したこの言葉
生存権「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」
生活保護の不正受給と本当に必要としている方に行き届かない現実
一概に本書の内容が全てではないとは思うが、
このような状況があると考えると胸が張り裂けそうになる。
この作品を読んだのは学生の頃だ
納税という義務の課される社会人になる前に
税金の使われ方の一つを知る機会だった
目を背けてはならない現実
”知らない”ということは非常に恐ろしい
各々が護るべきものを護ろうとする。
彼らの生き様は脳裏に焼き付くだろう。
ミステリー小説というより、社会派小説といったところでしょうか。
読むのにも非常にエネルギーを必要としたので
映画の後はしっかりとカロリーのあるものを食べたいと思います。
では、また。
(写真は泥水と佐藤健さんです。非常に呑気なことを言うと、初めてこの写真見た時、泥水が全てカフェオレなら幸せだなと思った)
※写真はクランクイン!さんのを使用させていただきました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?