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繰り返しの中の進歩


ケンカをした。
始まりはとても些細なコト。



感情的な相手がいる。
客観的な自分がいる。




話を聞かない相手がいる。
押さえつけたい自分がいる。




引くに引けない相手がいる。
受け流せない自分がいる。




要らないプライドをもった相手がいる。
バカにされたくない自分がいる。



期待してしまう相手がいる。
聴いて欲しい自分がいる。




相手のコトバを『屁理屈』というのは
自分が正しいと思っているから。




自分の常識や当たり前が
相手のそれとは限らない。




『正しい』そんなコト誰が決めるの?
『間違い』そんなコト誰が判断するの?





生まれ育った蓄積がある。
環境に育てられた性格がある。




相手を自分の理想に
したてあげたい相手がいる。

理想に近づきたい自分と
本来の自分の均衡を
保つのに苦労している自分がいる。





思い込みを取っ払いたい相手がいる。
完璧を求める自分がいる。




自分の考えに
相手を合わせたいお互いがいる。






相手の価値観がある。
自分の価値観がある。





全く一緒なんてあり得ない。




『相手と自分は違う人』




相手の考えがわかればいい。
相手の考えを受け止められればいい。

相手の考えを受け入れられるには
まだ未熟すぎる。




今まで気にならなかったことが
気に障ることとなる。




いつも感謝していたことが
当たり前のこととなる。




だけど時には初心を思い出して
当たり前と思わない努力が必要。



 

ちょっとずつ 、 ちょっとずつ・・・





喧嘩のたびに相手の知れば
喧嘩のたびに自分を知れば
喧嘩のたびに振り返られれば
   



次の喧嘩が前のものより
進歩してたらそれでいい。





経験するたびに
年月が流れるうちに
自分が語るうちに

 



状況や条件や許容力や関係や
その他たくさんのことが
変わってくる。




雨が降ったら地が固まる。
雨の後には虹が出る。




恐れる必要はない。
必要以上に後悔する必要もない。




素直さを拒む必要もない。
頑なに強がる必要もない。






きっときっと大切なことは
変わらないんだろうから。








読んでくださったあなたは
どんなことを感じましたか?
【あなた】として誰を思い浮かべましたか?



私にとっての【あなた】は夫です。
正確に言うと新婚の頃の夫です。


もし良かったら
この詩の【わたし】と【あなた】を
逆にして読んでみてください。
もしかしたら、
見えなかった気持ちに
気付くもしれません。


kakoの何気ないメッセージが
いつかどこかでほんの少しでも
誰かのお役に立てることを祈って。


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