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【平行線と中央線】~夫婦においても発達障害においても~人間関係の話


夫婦。
歴史の全く違った他人が
同じ家に住み、家族となる。
簡単そうで難しい。

価値観の違いにきづき
ぶつかるのは当たり前。


私の夫婦論…というか
イメージはこうだ。


『それぞれ違ってもイイ。
同じ時間や経験共有することで、
相手を思いやり解ろうとすることで、
お互いの価値観が似てくる。』


つまり
『2本の平行線が長い時間をかけて
交わるべく近づいていく』
要するに
『永遠に平行はあり得ない』



夫と口論をした。
いや、冷静に。
だから議論?!


彼は私の意見を
『分からない』と言った。

私は解ろうとしてさえくれれば、
理解さえできれば、
まるっと受け入れてくれなくても
彼が私と同じ価値観に
ならなくてもイイと
・・・思っていた。


でも彼は
『平行線ね』
『平行線の何が悪い』とのたもうた。
私は驚いた(||゚Д゚)

…。悪いやん???


彼に質問された。
『交わったからって何がある?』
・・・。
答えられなかった。


じゃあ
あなたの夫婦のイメージは?
私の質問に彼は答えた。

『2本の平行線はそのままでいい。
そこに共通の体験を通して
共有できるものができればいい。』


つまり、
『2本の平行線から新たに分かれ道ができ、
それぞれの分かれ道が中央で1つとなる。
結果、2本の平行線の間に1本の中央線ができる』

要するに『平行線でもいい』


妙に納得した。
線というのは自分のこと。
つまり


私のイメージは
【お互いが変化していく】
彼のイメージは
【変化していくところもあるケド、
変わらない自分があっても構わない】


なんか自分を認められているようで、
楽な気がする。
新たな価値観を学んだ日となった。



これは結婚して数日の時の話。
かれこれ15年以上前。
こんな会話をしたなあと。


あれから、、、
今はどうなのだろう。
ある意味運命共同体として、
色々な困難を乗り越えてきた。


当然ぶつかることも多々あったが
時として自分の発想にない考えに
救われたこともあった。


似てきた気がすることも多い。
いい面も悪い面も。
朱に交われば赤くなる、とでも言うのか。


とすると・・・
互いの線が寄りつつも、
バイパスは数本できている状態
、、
なのだろうか。



今回夫婦の関係性について
抽象的に書いてみたけれど
これって親子だろうが友達だろうが
職場の人だろうが、
発達障害(神経発達症)の人との関係だろうが
同じなのではないか。


お互いの想いがあり、信念があり
そこをお互い大切にしつつ
共通項を増やしていく。

無理に相手の色に染ることも
相手を自分の価値観に引きずることも
しなくてもよくて。


一致した時には一致する。
相手との程よい距離を上手く取りつつ
耳を傾けることが尊重することの第1歩。
「そういう考え方もあるのね」

それでいい。


発達障害のある人の独特な世界観も
マイノリティであっても
自分の考えを脅かされることなく
違いをゆるしつつ
相手の声を、考えを、価値観を
ただしっかりと「聴けば」いい。


つまりは、曲線だろうが
交差しようが1本化しようが
相手を尊重できれば良いのでは・・
とまとめようか(笑)


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ほんの少しでも
どこかで誰かの心に刺されば
とてもとてもうれしいです♡

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