【雑記】AI・ChatGPTを使って思ったこと

　仕事でChatGPTを使い「AI（人工知能）って、頭がいいなぁ。」と思うことがあったので、記載します。多くの人が既に実感していることなのかもしれませんが。

　対象業務は「議事録作成」です。
　そもそも、Teamsで会議を開くと、録音録画が出来て、スクリプト作製（文字起こし）までしてくれます。私は、そのスクリプトを、以下のような点から議事録の体裁にするのですが、全部録音されていることもあり、それを聞き直すなど、逆に時間がかかってしまう部分がありました。

〈体裁を整える例〉
・誰が話したか、混在している箇所の特定
・口語体から文語体へ
・「です・ます」調から「だ・である」調へ
（具体例1：〇〇じゃなくて→〇〇ではなくて）
（具体例2：AとかBとか→AやBなど）
Wordの「置換」機能なども使用していました。

　しかし、案の定、時間がかかり過ぎ、上司から「杜若さん、急いで！」と言われていました。

　そこで思いついたのが、ChatGPTの利用です。
　スクリプト全文をコピペして、まず「議事録の体裁にして下さい。」と入力してみました。すると、参加者を特定してくれて、（多少、誤りがあるものの）議事の要約版をアウトプットしてくれました。

　私は、全文も欲しかったので、次に「要約ではなく全文を、口語体から文語体にしてください。そして、「です・ます」調から「だ・である」調へ修正して下さい。」と入力してみました。すると、全文かつ文体修正されたものがアウトプットされてきました。

　ここから、アウトプットを確認し、手で加除修正していく訳ですが、私はその中で、以下のような点に驚くとともに、「AI（人工知能）って、頭がいいなぁ。」と思いました。

・同じことを繰り返して話している場合は、要約版の指示がなくとも省略・短縮されている
・論点として些末な部分は、要約版でなくとも、カットされている箇所がある。
・単語を意訳変換してくれている箇所もある。例：「腹落ちする」→「納得する」

　結果として、議事録作成をこれまでの半分ほどの時間で済ませることが出来ました。また、私は、ChatGPTをあまり使用して来なかったのですが、周囲の人の利用方法を参考に、どういった場面で使えるかといった所から、今後も学んでいきたいと思いました。

　最後になりましたが、冒頭の画像は「人工知能」で検索した 、なるくにさんの画像です。使用させて頂き、ありがとうございました。
　本日は、以上です。