モテない私は統計学で"勝負"に出た　Vol.3

何をやっても上手くいかない（前回までのあらすじ）

必死になって彼女をつくろうと思い始めたのが、大学二年生の頃。私は彼女を作ろうとマッチングアプリ、街コン、バイトを増やして出会いの場を増やす。思いつくあらゆることを試しても、手応えすら得られません。

ではどうすべきなのか？それは「アプローチ」の仕方を学ぶことでした。とは言っても、巷であふれるモテるテクニックや、モテる人が言うようなハウツーは話しません。

もっと確実で、揺るぎようがない情報。そして誰においても再現性のある情報。それが統計で得られた情報です。

本日も前回に引き続き

恋愛における告白の成否の規定因に関する研究　（2004）

という学術論文に触れながら、私がどのように告白及び恋愛を成功させたかについて綴っていきたいと思います。今回は告白する時間帯と場所についてです。

いつ？どこで？告白すべきか

本研究では以下の研究対象者にアンケートを実施し、結果を集計・分析することで、告白の成功要因を導き出して居ます。

研究対象者　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　高校生158名（男性70名・女性88名）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大学生207名（男性133名・女性74名）

以上の対象者に、いつどこで？告白を行ったかをアンケートし、その成否も回答させました。その結果。。。

告白の時間帯

明らかに「18~23時」の間で成功群が多いことが分かります。およそ予想はついていたことかとは思いますが、これだけ明らかに「18~23時」の間で成功率が高いと、告白の時間に迷うこともなくなるかと思います。

告白の場所

場所に関しては、これといってわかりやすい結果はでていません。「学校以外であれば成功群が多い」ということだけです。もう一つ上げるなら「車内」の成功率が非常に高いこと。

告白の場所と言えば、高級レストランや夜景が見える綺麗な場所など、豪華さが重要だと考えてしまいます。しかし結果を見れば、特にそんなことはする必要もなく、家や公園などで十分です。そして最適を選ぼうとするなら車内といったように、根拠が確実であるからこそ、自信を持って、自分の行動を決められます。

統計学の凄味

前述したとおり、「恋愛」に自信がない人はつい巷であふれるテクニックやハウツーに耳を傾けてしまいます。その結果、自分らしさを見失い、また効果も保証されていないことから中途半端で挫折し、さらに自信を無くします。

こうならないように、徹底的に確実だと言える情報を調べ上げる。効果が保証されているからこそ、やる気や活力が生まれる。という流れに持って行く必要があると私は考えています。