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書評「本当に気持ちいいセックス」

本から学べること ・女性がセックスで求めること ・「感じ方」の性差 ・イカせるためのポイント 本書を読んで、オリジナリティが溢れていたのは、セックスについて女性目線で書き綴られているということです。 例えば、男性にとっては、愛撫や前戯は面倒なものに感じられても、女性にとっては寧ろ前戯の方こそ重要だと言うのだ。 男性の性欲は視覚的な刺激で活発になりやすく、女性は内面的な愛情で性的な興奮を覚えやすいと聞いたことがあるが、それは確かなことなのかもしれない。 また、本書では誰

    • おすすめラジオ紹介〜知的好奇心を満たしたい〜

      ラジオの魅力 ここ最近の数ヶ月、ラジオをよく聞くようになりました。テレビやYouTubeを中心に見ていることが多かったのですが、見ているものがマンネリ化して、新しい知識や体験がないことに、飽きていました。そこで何か面白いメディアはないかと、考えていたところ、ラジオに思い至りました。 初めは、「ちょっと聞いてみようかな」という程度でしたが、聞いている内に引き込まれていく魅力がラジオにはありました。 映像はなく、人と人が話すだけですが、それだけに内容はディープです。その人の人

      • 「みんなはできているよ?」が子供にどんな影響を与えるのか?

        先生がよく言う「みんなはできているよ?」 「みんなやっているよ?」というセリフを学校の先生から良く耳にしていました。そう言われるとなかなか言い返す言葉がなく、先生の言っていることが正しいのだと思ってしまいます。 しかし、みんなができているからといって、できない人がいないとも限りません。本来、人それぞれ個性や能力があるので、できる人とできない人がいて当然です。期日通りに宿題をこなせる子がいれば、それが苦手な子もいます。私はその方がよっぽど自然だと感じます。 なぜ?「みんな

        • 「嫌われる勇気」とは結局何なのか?

          嫌われる勇気とは? 三大心理学者の1人、アルフレッド・アドラー。日本でも「嫌われる勇気」という本が一躍有名になった。 日本において、アドラー研究のパイオニアである岸見一郎氏は「嫌われる勇気」という言葉に関して、誤解があると感じているそうだ。 では一体、嫌われる勇気とは一体なんなのだろうか? 人は悩みたくて悩んでいる? アドラーの名言に以下のようなものがある。 「やる気がなくなった」のではない。「やる気を無くす」という決断をしただけだ。 一見わかるようで分からない

        書評「本当に気持ちいいセックス」

          「なぜカレーを食べたいのか?」とあなたは考えるだろうか

          理由を考えることのナンセンス あなたが「カレーを食べたい」と思ったとき、いちいち「なぜカレー食べたいか?」などと考えるでしょうか? 結論から言ってしまうと、自分自身の行動にいちいち理由をつけるのは、ナンセンスだと考えています。仮にあなたが、「カレーを食べたいと思っている理由はこれだ!」と思ったとしても、それが本当に合っているのか証明のしようがありません。 単純にカレーが好きだからということも理由になり得るし、SNSでカレーの画像を見かけて、それが無意識の内にカレーを食べ

          「なぜカレーを食べたいのか?」とあなたは考えるだろうか

          "モテる"をカテゴライズする。

          女性の理想のタイプが多種多様過ぎて。。。 私の偏見かも知れませんが、異性に求める理想は男性よりも女性の方がより細かいと思います。友人と話していても、男性は「可愛い」「性格がいい」「清潔感がある」といった抽象的なことが多いです。しかし女性は「鼻が高い」「話し方」「職歴」など、実に具体的です。 これにより、男性はモテようと思っても、どんな性格になれば良いのか?見た目は何を意識すれば良いのか?なかなか的を絞りきれないのです。 魅力的な男性をカテゴライズした研究 魅力的な男性

          "モテる"をカテゴライズする。

          【恋愛統計学】なぜ恋愛は容姿より性格なのか?

          恋愛には3つのフェイズが存在する。 心理学者マースタインは恋愛には3つのフェイズがあると提唱しました。それはSVR理論と呼ばれ、S(Stimulus)は刺激、V(Value)は価値観、R(Role)は役割です。 刺激は恋愛の最初の段階で有り、第一印象に近いニュアンスです。容姿や声色、その人の内面とはあまり関係のない表面的な情報から感じ取れるものです。 つまり、恋愛の最初の段階では刺激が重要で有り、容姿がいい人がモテるという訳です。とはいっても、この最初の段階というのは出会

          【恋愛統計学】なぜ恋愛は容姿より性格なのか?

          論理的思考って結局どういう意味?

          設計一般的に重宝されている論理的思考。就職活動や社会人のスキルアップ等でよく耳にする言葉です。就活アドバイザーに「論理的思考が重要だ」と言われたことがありましたが、肝心の意味は説明されていませんでした。意味もあやふやなものを「重要重要」と言っている時点で論理的ではないのでは?と疑ってしまいます。 論理的思考の定義 論理的の言葉の定義を調べると、 ①理屈に合っているさま。 思考、推理のわざに巧みなさま。 ② 論理学に属するさま。 また、前提された事件や事情から正しく推論す

          論理的思考って結局どういう意味?

          恋愛弱者は美男美女にいかにして挑むか。統計的情報に基づいて。

          恋愛するには容姿から? 美男美女はやはりモテる印象があります。私自身も初めて恋人ができたのが、大学4年生の頃であり、中学・高校では顔に自信がないゆえに恋愛という土俵に上がることすら避けてきました。 容姿がイケていないから、まずは容姿を整えてからというふうに考えてしまいます。そもそもイケてない自分は彼女なんてできないんだと思い込んでしまうかもしれません。 恋愛が苦手な人が、自分は恋愛ができないと暗示をかけて自信を失ってしまう。その原因は、容姿に自信がないにも関わらず、美男

          恋愛弱者は美男美女にいかにして挑むか。統計的情報に基づいて。

          ほろ苦い初恋を糧にして

          目次 ・中学校2年2組にて ・嫌われたくなくて。。。 ・クラスの友人Aくん                             ・3年3学期                                            ・初恋の終わりには 中学校2年2組にて 中学生に上がるまで、私は恋愛という恋愛をしたことがありませんでした。回りの友人の中には小学校の頃から付き合っている子がいたり、好きな子がいたり、私は恋愛にまるで興味がなかったので「ふーん」っと言った様子で

          ほろ苦い初恋を糧にして

          ほろ苦い初恋を糧にして。

          目次 ・中学校2年2組にて ・嫌われたくなくて。。。 ・クラスの友人Aくん                             ・3年3学期 中学校2年2組にて 中学生に上がるまで、私は恋愛という恋愛をしたことがありませんでした。回りの友人の中には小学校の頃から付き合っている子がいたり、好きな子がいたり、私は恋愛にまるで興味がなかったので「ふーん」っと言った様子で話を聞いていました。 中学生になり心なしか異性を意識し始めるようになりました。 中学2年の始業式、クラ

          ほろ苦い初恋を糧にして。

          ほろ苦い初恋を糧にして。

          目次 ・中学校2年2組にて ・嫌われたくなくて。。。 ・クラスの友人Aくん 中学校2年2組にて 中学生に上がるまで、私は恋愛という恋愛をしたことがありませんでした。回りの友人の中には小学校の頃から付き合っている子がいたり、好きな子がいたり、私は恋愛にまるで興味がなかったので「ふーん」っと言った様子で話を聞いていました。 中学生になり心なしか異性を意識し始めるようになりました。 中学2年の始業式、クラス分けが行われ、不安と期待が入り交じった気持ちで新しいクラスメイトと会

          ほろ苦い初恋を糧にして。

          ほろ苦い初恋を糧にして。

          中学校2年2組にて 中学生に上がるまで、私は恋愛という恋愛をしたことがありませんでした。回りの友人の中には小学校の頃から付き合っている子がいたり、好きな子がいたり、私は恋愛にまるで興味がなかったので「ふーん」っと言った様子で話を聞いていました。 中学生になり心なしか異性を意識し始めるようになりました。 中学2年の始業式、クラス分けが行われ、不安と期待が入り交じった気持ちで新しいクラスメイトと会うのを心待ちにしていました。 始業式が終わり、特に廊下で無駄話をする訳でもな

          ほろ苦い初恋を糧にして。

          必要なのは「認識」×「決断」

          1.認識がないとどうなるか? 人は失敗をすると、後悔をします。例えば、仕事で大きなミスを犯してしまったとしましょう。頭の中ではこんなふうに考えているのではないでしょうか? 「ああしておけばミスしなかったのに」 「このミスは私に非がないんじゃないか?」 「いちいち怒ってくる上司が悪い?」 「そんな風に考えたらまた同じミスをするかも」 「じゃあどうするればいいんだ?」 というように、思考しても一向に出口を見つけられず、グルグルと同じような思考が周回し続けます。 思考がぐるぐ

          必要なのは「認識」×「決断」

          就活のヒントをくれたのは6歳の女の子

          小さい子供が苦手 小さい子と関わるのが苦手で、あまり関心もなかったので、幼い子供と話したり遊んだりすることは避けて生きてきました。 同世代の同性となら、話題を見つけるのも容易いですが、5、6歳の女の子となると、何も話して良いか全く分かりません。 私が大学生の頃、実家の近所に30代の若夫婦が引っ越してきました。娘が2人いて、まだ3歳と6歳でした。私の両親はその娘2人が可愛いと、その子たち2人をきっかけに家族ぐるみで仲良くなりました。 初めて6歳の女の子と話して。 数ヶ

          就活のヒントをくれたのは6歳の女の子

          「幸福」のコツ。

          幸福になるためには? 「幸福になるためにはどうしたらいいのか?」 何度、頭で考えても一筋縄では答えを見つけさせてくれません。 ですが、その難題に挑む前に一つ考えるべきことがあると私は思うのです。 「幸福な人生を手に入れた後、人はどうなるのか?」 ということです。 今回お話するのは、後者の方、「幸福の向こう側」について。 そしてそれを考えることが"幸せ"というものの本質を捉える上で非常に役に立つと思うのです。 "幸せ"の向こう側 幸福な人生を手に入れたなら、そ

          「幸福」のコツ。