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海外旅行に《行きたくなくなった》5つの理由

退職したらのんびり海外旅行でもしよう。貧乏だから贅沢な旅はできないが、安い旅行プランでぶらぶらしよう。

と思って、退職したら、コロナですよ。

それでも諦めきれず、緊急事態宣言の真っ最中に、パスポートを更新して、いつでも海外に行けるようにしていた。

パスポート更新から1年以上が過ぎ・・

世界の随所で規制が撤廃され、自由な海外旅行が復活しつつある。

しかし、私の意欲が上がらない。あんまり行きたくなくなってきたのだ。

理由は5つある。


1 在宅が長くて、家がますます居心地よくなった


コロナで外出できないから、仕方なく家にいた。退職して何もすることがないから、自炊を覚え、掃除をこまめにし、家のあちこちを自前で改良していると、すっかり家にいることが快適になった。

考えてみると、現役の時は家にいる時間が短く、家の中を快適にする時間がなかった。買い物や料理にも時間を使えなかった。時間ができると、家事スキル全般が向上し、自宅がどんどん自分用に快適なスペースになって、ここを離れる理由があまりなくなる。というか、ここを離れたくなくなる。


2 ストレスがないので、気分転換が必要なくなった


前にも書いたが、退職してしばらく立つと、高かった血圧が正常値になった。私の場合、健康を害していたのは「仕事」であるのは明らかである。

ストレスが多い日常では、旅行は一種の転地療養になる。しかし、仕事のストレスがなくなると、その必要を感じなくなる。


3 YouTubeで旅の代理満足が得られた


家でヒマだからYouTubeで旅行系YouTuberの動画ばかり見ていると、すっかり行った気になれた。

というか、ああいう動画は、旅の参考になると思うけど、旅の新鮮味も奪うね。


4 近場に探索場所を見つけた


コロナ期間、運動も兼ねて家の近くを歩き回っているうちに、海外よりも、いま住んでいる土地のことをもっと知りたくなった。

私が住んでいる川崎市麻生区だけでも、その歴史と地理を訪ね歩いて飽きない。それが済めば、関東や、日本全体に、行きたい場所が広がるだろう。身近な所をよく知らないことに、より気づくようになった。要するに、自国に興味が湧くようになって、海外に行く動機が後退した。


5 そして、物価高と円安


年をとると、アジアよりも、ヨーロッパなどの落ち着いた所を訪ねたい。私の場合、東南アジアは若い時に行ったしね。年をとると、治安や、医療事情も、より気になる。

しかし、ご承知の物価高と円安だ(いまちょっと戻しているけど)。ヨーロッパやアメリカは、私のような貧乏人が行ける所ではなくなった。

それで言えばアジアもそうである。私の若い時とは違う。どこも物価が上がり、円のメリットが昔ほど効かなくなった。散財してまで行く価値があるのか、と思ってしまう。


<補足> でも、行った方がいいかな、と思う、たった1つの理由


それは「寿命」です。

やっぱり、年齢的に、健康な体で海外旅行に行けるのは、もうそんなに長い期間ではないと思う。

人生の締め切りが来るまでに、行きたい場所には行っておきたい。

いまは、どうしても行きたいというほどの所が思い浮かばないが、浮かんだら、速やかに計画・実行したいと思う。



<参考>


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