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「ウクライナ」でアベガー砲3連発。山口二郎、松尾貴史、平野啓一郎

ウクライナ情勢に乗じて、ここぞとばかり「アベガー砲」を放つ、いつもの3人。いや、お見事です。


安倍がプーチンに媚びたのがいけないと言ったり、安部はプーチンと同じだと言ったり。「弱腰」で責められ、「強権」で責められ(北海道の警官の振る舞いは 安倍と関係ないと思うが)。

「どうせーいうねん」と安部は思うだろう。

安倍の、ロシア外交の失敗を批判するのは、いいんですけどね。むしろどんどんやってほしい。

しかし、じゃあ、上から目線で、ロシアと外交しろとでも言うんですかね。

あっちは戦勝国、核保有国、国連常任理事国の国家元首にして専制的指導者ですよ。

成果はなくても、今度のようなことを見ると、「性格の良い安倍」がプーチンと対応していて、まだよかったような気もしますよ。

山口、松尾については、「ロシアごときに」という差別意識ないですか。大丈夫ですか。

余談だが。

差別意識というと、パリにお住いの西村ひろゆきなんかが、「ロシアみたいな経済規模の国が」的な、差別的感性をモロ出しにするのも気になってます。

古い世代にも、ロシアや東欧をバカにしている人は多いですからね。アメリカには負けたけど、ロシアには負けてない、みたいな。負けたんだけど。そのあとは、経済で勝ったから、と見下している。

そういうのは向こうに伝わるから、ロシアも、中国も、韓国朝鮮も、日本を「気に食わないやつ」だと思っている。

一般人が何を言おうと自由だが、日本は、敵対的で専制的な核保有国3国に囲まれているんだから、政府の外交は慎重な上にも慎重にやっていただきたい。

天皇のように、大国だろうが小国だろうが、同じように対応する、というのが正しい。人間関係と同じ。「媚びる」くらいでもいいんじゃないの。



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