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「保革2大政党」か、「保守2大政党」か

まだあまり表面化していないが、日本の政治はこれから、「保守」と「リベラル(革新)」の2大政党を目指すか、それとも「保守1」と「保守2」の2大政党を目指すか、が焦点になってくると思う。

かつてのような「1.5政党」制、つまり、自民党と社会党の政権交代のない政治には戻れない、というのは共通認識だろう。

政権交代を常態化させるには、2大政党が必要だ。問題は、その先だ。

朝日、毎日、そして昨日引用したハフポストなどを含めて、左派はやはり「保守」と「リベラル」の2大政党を志向しているようだ。

しかし、立憲民主党が傾いているのは、結局のところ「社会党」の崩壊過程が続いているとしか思えない。共産党との共闘への拒否反応を見ても、残るとすれば、立憲の保守派なのである。

だから私は、「保守2大政党」を目指すのが現実的だと思う。前にも書いたように、自民党のハト派とタカ派が分かれるような形の再編が行われれば良いと思う。

一方、これも前に書いたように、左派政党も1、2割の批判勢力としていてほしい。

もし朝日や毎日をはじめとした左派が、「保守」「リベラル」の2大政党に固執すれば、政権交代の可能性を遠のかせるだけだ。

とはいえ、私の意見は何かを見落としているかもしれない。

政党再編の見取り図含め、この論点でもっと議論が起こってほしい。


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