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小田急車内刺傷事件2 家賃25000円

前に書いたように、今回の犯人の最寄り駅は、2年前の通り魔事件の犯人と同じ、「読売ランド前」駅で間違いないようだ。

「彼が住んでいた小田急線・読売ランド前駅から徒歩10分の距離にある木造アパートは、築40年近い6畳間の1Kで、家賃は約25000円だった」(デイリー新潮 8/11)

私も、犯人の年齢くらいの頃は、同じぐらいの家賃のアパートに住んでいた。

それ以前、20代の頃は、6畳間1K、トイレ共同で19000円のところに住んでいた。建物が傾いていて、私が出た後にすぐ取り壊されていた。

何のコネもない私に就職はラクではなく、大学留年、就職浪人など、3年くらいは七転八倒した。自殺なんかは毎日考えていた。

なんとか苦労の末に正社員にもぐりこみ、特に才能もないので定年まで会社員を続けた。おかげで退職金で小さいながら家を買え、人並みの年金も出る。

今回の犯人は、大学を中退して職を転々とするうちに、経済的に追い込まれていったようだ。

まだ36歳で、諦めるのは早いような気もするが、万引きでつかまったことが絶望につながったのか。

大学の偏差値も似たようなものだし、ルックスは確実に私より良い。東京で育ったことを含めて、初期条件は私よりよかったはずだが。

20代に何があったかを知りたい。

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