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エジソンとイーロン・マスクの共通点

本日はネットで見つけた
エジソンとイーロンマスクの共通点、という興味深いお話を。

トーマス・エジソンは発明王として知られていますが、1万回も実験を重ねた結果、ようやく電球を発明することができたそうな。
そんなエジソンは、記者に「あなたは1万回も失敗したのですか?」と質問されたとき、こんなふうに答えたそうです。 「私は失敗などしていない。うまくいかない方法を1万通り発見しただけだ」。
エジソンは「うまくいかないこと」が起こっても、それを失敗だとは思わなかった。そもそも失敗という考えをもっていなかったのかもしれません。今の方法がうまくいかないことが分かったら、次の方法を試してみればいい。そうしていくうちに「うまくいく方法」が残る。そうすれば、失敗は失敗ではなく成功にたどりつくための有意義なステップになるんですね。
エジソンがイノベーションや技術を進化させるために「うまくいかない方法の発見」が欠かせないものだと考えていたということがよく分かります。

また、「現代のエジソン」と呼ばれることのあるイーロン・マスク氏も、イノベーションに失敗はつきものだと考えているようです。
イーロン・マスク氏は宇宙開発企業スペースX社の創設者にしてCEOであり、電気自動車企業テスラ社の共同創設者。さらに、太陽光発電や脳神経科学開発にも積極的に関わっています。 そんな彼も順風満帆ではありませんでした。スペースXでは3回も打ち上げに失敗し、テスラでも電気自動車「ロードスター」の開発が難航して、掛かった資金は1億4000万ドル(約160億円)にものぼるそう。
しかし、彼は自己資金を使い果たして破産寸前に追い込まれ、友人に借金をしても挑戦を諦めなかったそうです。
彼はもともと、テスラは90%の確率で失敗するだろうと予測していたそうな。それなのになぜ電気自動車事業を始めたのか、BBCのインタビューでこのように話しています。
「すでに存在しているビジネスモデルをなぞれば、リスクを回避して、それなりに儲かる企業になることができる。しかし、世界的な規模での大成功は望めない。世の中の課題を見つけ、新しい手法でそれを解決する。それこそがイノベーションの真髄だ」 「失敗も選択肢の一つ。すべての物事が順調だったら、十分なイノベーションをしていないことになる」
彼には失敗を恐れない前向きな姿勢があったんですね。
さらに彼は、重要なのは小さな失敗から学ぶことだと語っています。

また、エジソンはこうも言っています。 「失敗したわけではない。それを誤りだと言ってはいけない。勉強したのだと言いたまえ」
世の中の多くの人は、何かがうまくいかないとすぐに失敗したといって落ち込むもの。エジソンやイーロン・マスク氏のように革新的な成功を成し遂げる人たちは「うまくいかないこと」を決して失敗とはとらえず、「成功のもと」と考えているんですね。

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