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台北が自動運転カー都市になるにはとても大きなハードルがある

『台北はなるべく早く自動運転シフトするべき』と言う記事を書いたが、台北を自動運転カー都市にするには実は大きなハードルがあるのだ。

それは台湾の法律だ。

多く人は『自動運転を許可する』と言う“自動運転レベル”の話しかと思うかもしれないが、実はもっと大きな問題なのだ。

それは台湾には中国で製造された自動運が入って来れない。

これは台北信義区にあるテスラのショールームでモデルYの話しをしたらスタッフの人が言っていた話しだ。

これはテスラに限ったことではないようで、言われてみたら中国車をみたことがない。

詳しくは調べていないが、おそらく中国で作ったVW等も台湾にはないのであろう。(調べたらやはり法律で禁止されている)

そうなると本当に不利になる。

テスラの話しだけでもこんなに近い中国大陸からの車を買えないのでわざわざアメリカで作ったテスラを買うことになる。

単純に考えて距離があるので輸送費は本体価格に上乗せされる。

いくらテスラの車両自体が安くなってもアメリカから持ってくるとなると、中国から輸入可能なアジアの国の方が断然価格が抑えられる。

更に現在、自動運転カーの先進国はアメリカと中国と言ってもいい。

その中国が対象外なのは相当痛いのではないか。

やはり台湾はかなり不利だ。

かと言って台湾内に自動運転の企業があったとしても人口、面積が小さい分、走行距離等のデータ収集は不利だろう。

やはり中国の車両を台湾に入れ販売し、走らせるのが賢明ではないかと思うが、今の政権だと1番難しいところだろう。

いろいろと変わらなければ、いけない時代に突入したのかもしれない。

ここに住んでいる身としては人ごとではないのは確かだ。

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