7月26日は『幽霊の日』~子どもが筆で絵を書いてみました~
今日7月26日は『幽霊の日』です。
1825年7月26日、江戸中村座で四代目鶴屋南北作『東海道四谷怪談』が初演されました。
怖い話は苦手ですが、古典文学の怪談話は つい読んでしまいます。
古典文学には怪奇現象が多く登場します。
「日本三大怪談」というと
「四谷怪談」「番長皿屋敷」「牡丹灯籠」
ですね。
あと すぐに出てくるのは
上田秋成「雨月物語」でしょうか。
私は物の怪といえば…
「源氏物語」夕顔巻です。
「源氏物語」
平安時代 紫式部によって書かれた長編恋愛小説です。全54帖からなります。
主人公 は美貌と才能を兼ね備えた「光源氏」。恋愛小説ではありますが、当時の貴族社会がよく分かる小説です。
光源氏はモテ男です。沢山の美しい女性が登場します。
その中でも 控えめで可憐な女性が「夕顔」です。夕顔は六条御息所(美、教養、知性兼ね備えた女性だが、嫉妬深かったと言われている)の物怪により死んでしまいます。
幽霊という表現のような、顔を覆いたくなるような怖さとは違う、背筋がスーッとする怖さがあると思います。
現代語訳されている本も沢山出ています。子どもたちの、夏休みの読書にお薦めです。小学生というより、中高生向きでしょうか。
話しは戻ります
「四谷怪談」は現在も歌舞伎で上演される人気のある演目です。怖さだけではなく、女形の美しさに目を奪われる演目だと思います。
暑い夏、怖い話しで涼しくなるのも、ありかもしれませんね。
私は久しぶりに古典文学が読みたくなりました。
もぐら君、みみず君、オバケに出会ってしまったのですね~
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