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ジブリにまみれる七夕

昨日は、午後からお休みを取って、2週間ぶりの実家に帰ってきました。
梅雨末期の大雨続き。
木曜日を挟んで、また金土日(実家滞在全日)土砂降りの予報。

「どこにも行けないね。」
「父ちゃん、何する? トランプでもする?」と話していたのですが。


なぜか今どきの的中率高めの天気予報を覆し、雨が一滴も降りません。
それどころか……。
分厚いくせにめっぽう足の早いグレーな雲の合間から、夏が見えた!


昨日の朝、はじめて聞いた曲が泣けて。
その曲を75分リピートし続けて、天空の城ラピュタのような入道雲に向かって高速道路を走っていると、このまま、吸い込まれそうでした。

ジブリの世界なら
こんなとき、千と千尋の神隠しのハクのような真っ白な龍が車ごと空へ連れて行ってくれるのに。

いや、ダメだ! 気を確かに持て。
と、自分に言い聞かせて、いつもよりハンドルをしっかり握り、足を踏ん張って運転してました。笑

それぐらい、不思議なお天気(空模様)だったのです。
気持ちが浮くというか……。


いつもなら、さっさと自宅へ向かうのですが、時間も少し早かったので
高台の高原へ寄り道し、雲を流すほどの強い風に吹かれて、ちょっと意味深な女性を演じてみました。風立ちぬ風に。
見ていたのは牧場の牛たちだけど。😓


2週間ぶりの両親は、また2週間分年を取ったのがわかるほどで、
それは、サワサワと心を撫でていく風のようで。
「そうか……、そうだよね。それが自然だよね」

今日も、雨は降らないらしいので、どこかへお出かけしようか。


どうにもジブリが浮かんで仕方がないと思ったら、昨夜はナウシカを放送していたんですね。

あちこちで、ジブリまみれにシンクロする不思議な七夕の日でした。



***


タイトル画像は昨日の空。


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