永続可能な農業に近づこう
週に一度、アグロエコロジーのオンライン講座を受けています。
アグロエコロジーとは、社会科学(どのように生きるか)、生物科学(生態系循環)、農業科学(野菜作り)を柱とし、それを伝統知や農民の知恵と融合させた実践的科学です。
ご一緒に学ぶ方の畑を見学させてもらいました。写真 顔が邪魔?
この畑をアグロフォレストリー立体農業、木と木の木陰で作物や家畜を飼うやり方や、パーマカルチャー小さな森を永続的な生命空間、畑だけではなく落ち葉を利用したゴミの堆肥場、周りには果樹の林などを計画されているのだそうです。
お話を聞きながら、大根のにつく虫ダイコンサルハムシ写真
こいつを捕殺していきました。紙コップに畑の土を水で練り泥にして虫を混ぜ込みます。地中に20cmほど穴を掘って埋めます。捕殺も土の栄養になるように配慮します。
見学だけではとタネを蒔かせていただきました。
軽く耕し、畝を作ったのに自分で踏み固めてしまっています。笑 写真
尻向けて失礼。
畝作って休憩していたら、藤原さんという方が来られてこんな話をしてくださいました。
「広島原種のほうれん草があった。だけど農家が作らないから兵庫県で育てている人がいる。原種は強いよ。遺伝子組み換えや、病気にも元来強いから。広島県のジーンバンク、ここは立派な研究機関。原種のタネをずっと保管しているところ。コレは残さな。」
広島が原種のほうれん草があるって驚きました。考えてみればその土地にあった作物が長く生きてきた環境があったはず。人間の手によって土壌環境を強制的に変えられたら、原種でも育たなくなるのでしょう。
お土産用に菊芋を掘って掘ってまた掘って。
蛙やてんとう虫、ハサミむし、冬眠に入りかけたモノたちを起こしてしまいました。悪いことしたねえ。
写真
芋が重い!にこり
いただいたサポートは、さらに循環させて良い情報発信の肥やしにさせていただきます。