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臨床経験って、どんな経験?透析室は含まれる?

こんにちは!ぴーなっつです。

ぼくは普段、美容クリニックに転職したい看護師を専門にキャリアサポートをしています。

前回、求職者さんからこんな相談を受けました。

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このご質問に回答しています。

今回は続きからになるので、前回の内容からチェックお願いします。↓

それでは、続きに行ってみましょう。

50才美容看護師の働き方

前回の内容で、「雇用契約上は60才まで働けるから心配ない」っていう話をしました。

でも。おそらく今回の相談者さんが懸念してるのは「50才で現場で接客及び施術をしているのがイメージできない」ってことだと思います。

美容クリニックで働いてる人って、若いイメージがある・・60歳間近で肉体労働を続けられるか不安・・そんなところじゃないでしょうか。

確かに、現場で働いてる人の年齢を見ると20〜30が多いです。でも、それはあくまで実態としてそうなだけであって、40才になったら権限を剥奪されてしまうわけではない。本人が健康であり続け、継続を望む限りはできると考えていいと思います。

管理職になる以外のキャリア

とはいえ、単に働き続けるだけでなく、美容看護師としてキャリアアップ(特に、給与ではなく役割的な意味での)をしてきたいと場合にどんなパターンが考えられるのか。

これについて説明していきます。結論としては、

①管理職
②教育
③開発

看護師が介入する可能性があるとしたら、この辺かなと。

①はまあ大抵のクリニックで存在するポストだと思いますが、②と③場合によってあり得るかなって感じですね。

ぼくが運営してたクリニックでは、実際に②と③の業務を専任の看護師にやっもらってました。

②の「教育」ってのは、新人が入職してきたときに研修を進行管理したり、一般オペレーターの技術チェックを定期的に実施していく役割ですね。

③の「開発」は、クリニックで新しいメニューを導入するときにオペレーションの作業行程や所要時間を決めたり、既存のメニューの改善点を見つけてよりよく変更していく役割です。

ちなみに、キャリアの経緯としては・・

一般オペレーターとして入職(1年)→クリニックの責任者(1年)という経験を経た後、カウントから完全に外れて教育と開発を専任する様になった、って感じです。

透析室は臨床経験に含まれるか?

ぼくなら採用をする立場だったら含めちゃいますが、実際のところ人によっては微妙かもです。

もしかすると既に色々お調べになったてるかもしれませんが、「臨床経験」と言うのは定義の曖昧な言葉です。

なので、「臨床経験」を問う機関(病棟やクリニックなど)によって解釈が異なると考えるのが自然です。

例えば病棟が求人を出す場合の条件として「臨床経験」を指定するのは純粋に職能において一定以上の水準を期待しているから。業務内容に直結するので、当然そうなりますよね。

一方、極端な例ですが、例えば脱毛クリニック。

臨床経験から期待されるような手技、職能が脱毛クリニックの業務で活用できるシーンはそれほどなりません。

となってくると、「臨床経験」を定める理由は単に「看護師としてちゃんと働いた年数」を確認するぐらいの目的ぐらいしかありません。

冒頭で「ぼくなら臨床経験に含める」と言ったのは上記の理由からで、採用担当としての立場では「ちゃんと働いた経歴があればok」と判断してました。

ただし。

なぜ「実際のところ微妙」となのかというと、そういう本来の「目的」が形骸化して、「採用基準」だけがルールとして残っているクリニックも絶対あるはずだからです。

人事部があるような規模の大きなクリニックで選考基準に「臨床2年以上」とか定められてたら、採用担当はその意味とか気にせず「透析だからNG」って捌かれちゃうとか全然ありえる話です。

要するに「臨床経験という本来の言葉の意味には含まれないので、含めてもらえない可能性はあるよ」って感じですね。

以上、回答とさせていただきます。参考になれば嬉しいです。

それでは、また!

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