仕事にやりがいを求めないっていう考え方もあるよ。

こんにちは！ぴーなっつです。

ぼくは普段、美容クリニックに転職したい看護師を専門にキャリアサポートをしています。

みなさんは、今やっている仕事をどのように選びましたか？もしくは、これから転職を検討している人はどのように転職先を選ぼうとしてますか？

仕事選びの基準に「やりがい」を求める人は多いと思います。

今回はこの「やりがい」について、「そんなに重要視しなくてもいいかも」的な話をしたいと思います。

そもそも、やりがいで選ぶって難しい

実際、ぼくはキャリア面談のとき求職者さんに必ず「なんで美容クリニックに転職したいんですか？」って聞くんですけど、ほとんどの人が「美容にもともと興味があって・・」とか「好きなことを仕事にしたくて」って言います。

もちろん、「好き」と「大事」と「得意」は、モチベーションを維持して働き続けるために必要な要素なのは間違いないので、それがダメという話ではないです。

でも。じゃあ、本当に「好き」とか「大事」とか「得意」とかが、そこに入職する前からわかるのか？っていうと怪しいと思いませんか？というか、ぼくは無理だと思ってます。

転職でキャリアチェンジ（病棟→美容など）するときに、転職先の業務内容なんて普通わからないし、たくさん情報収集して「こんな感じだよ」って聞いても、自分が実際にやったことない仕事に対して「好き」「大事」「得意」なんてわかるはずもなく。

しかも、仮におんなじ業界のおんなじ職種、その上おんなじ事業規模の企業だったとしても、その中の労働環境は企業次第です。

というか、最初からあるもんでもない

もっというと、社会人としての人生がスタートする段階で、「やりがい」自体が存在しない人の方が大半です。

なぜなら、そういうのってある程度の年数をかけてずっとやり続けた結果「得意」になることだし、得意だから他人から認めてもらえたりとか達成感を得られて「好き」になるわけです。

なので、「なんとなく続けられそうな仕事を選んで、続けてきた。続けてるうちに専門的な知識とかが結構身についてきて、人から頼られるようになった。嬉しい。もっと知識を深めたい。そのために、今の仕事をもっと頑張りたい。」こういうのがやりがいなんですよね。

「子供の頃からコレをずっとやってきました」みたいなものがある、一部の特殊な人以外は、スタート時点でやりがいなんて感覚はまずあるわけないんです。

つまり、「なくて普通なんだよ」とぼくは言いたい。

ないと働けないわけじゃない

次に、「そもそも仕事ってなんのためにすんの？」って話。なんですが、これは次回に持ち越したいと思います。

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