ホテルライクな寝室作りに命を懸けた
1.せっかく家にいるならホテルの様に
私の場合、コロナ以前は海外出張に明け暮れており、アジアをメインに各国を周ってきました。会社で決まっているホテル代は一律決まっているので、物価が安い国の田舎に行くと割と一流ホテル(インターコンチとか)に泊まれることがありました。
ホテルはなぜあんなに快適で素敵なんだろう
いつもこんな風に思いながら泊まらせてもらっていました。
但し、いつも高いホテルで過ごしていると勘違いさると困るので、弁明しておきますが、朝起きたら洗面台の上に蚊が10匹くらい死んでいるという恐ろしいホテルやベッドの中から小さい蟻が数匹出てくるようなホテルも泊まらせてもらっています。(主にインドです)
こういうホテルは、良いホテルが周りに存在しないくらいの田舎の場合になります。
話は戻りますが、コロナの流行に伴い、全然家にいなかった私も出張も無くなり、毎日在宅勤務をして家におります。そんな中で、人生の全ての時間を”家”で過ごす状況になった今、家を快適でベストなものにすべく、考え、ホテルライクな寝室を作ることを行ってきまして、今回まとまりましたので、紹介させて頂きます。
快適な寝室について、全て自分で調査して、吟味して、購入して、作ったっものなので、どうぞ楽しんで行って下さい!
続編もこちらに書いてますので、是非お読み下さい!
2.寝室作りのポイント
まずは、どうすればホテルライクになっていくのか各ポイントについて説明しながら、紹介していきます。
当然寝室なので、ベッドがメインになるのですが、やはりホテルライクにするには、いくつか条件があります。
①ヘッドボードが付いてる
②マットレスが25cm以上
③シーツ等の配色が白をメインにしている
これらを守ると一気にホテル感が増してきます。
①白を基調とした寝具にする
完全にホテルライクを目指すのであれば、全て白にすべきなのですが、そうすると汚れやシワが目立ってしまって、少し汚く見えてしまいます。それを防ぐために頻繁に洗濯して、アイロン掛けをすれば何ら問題無いのですが、そんな時間もお金も無いという方がほとんどだと思います。
そこで、基本的に白にするのですが、一部色や模様が入っているようにするとホテルライクに確実に近づいてきます。
または、全て白にした上で、ベッドカバーを掛けるとホテルライクになる上に、目隠しになって、少し雑になっても大丈夫になります。
こちらの枕カバーと布団カバーはイケアで購入したのですが、イケアのホームページにもAmazonにも同じ柄の物が発見出来なく、恐らく既に販売中止になってしまったものと思います。
少なからずの抵抗として、イケアのベッドフレームの画像に同じ物が使われていたので、掲載させてもらいます。販売していることを見つけられたら、是非連絡ください!同じ物を買いたいと切望しています。
②ヘッドボードが付いているとゴージャスになる
基本的にベッドにヘッドボードが付いているとベッド自体が高額になるということと、あまり種類が無いということで手頃なものを探すのが難しくなってきます。今回私が家具展なども周って色々調べた結果です。
色々調べた結果、形もおしゃれで価格も高く無いものを見つけたのが、アメリカで人気が沸騰している"Zinus"という寝具メーカーになります。
この"Zinus"というメーカーはAmazonが主販路になっおり、主にここから購入できるようになっています。また、Amazonでベストセラー(ベッドルームカテゴリー部門)に選ばれています。
ちなみに山本美月さんがZinusの宣伝キャラクターを務めています。
Zinusホームページより引用
私が選んだこのベッドフレームは、実はAmazonではセミダブルまでしか販売してません。そこでネット中を徘徊して、他のサイトで何とか見つけてきて、購入に至りました。
"楽天市場 ジヌス(Zinus) Suzanne すのこ ベッドフレーム ヘッドボード付 ダブル グレー スチールベッド スノコベッド すのこ(代引不可)【ポイント10倍】【送料無料】"より引用
セミダブルまでで良いという方は、こちらのグレーの背もたれが付いている方も部屋の雰囲気によって、かなりオシャレになると思います。(実はこれのダブルが欲しかったのですが、どうやっても見つかりませんでした。)
③25cm以上のダブルベッド
ホテルライクにするためには、出来れば広いベッドの方が雰囲気が出ますが、お財布事情と部屋のスペース事情もあると思いますので、セミダブルでもシングルでも良いと思います。私は前の家で6畳の部屋にダブルベッドを置いてましたが、ベッドやソファ以外にほとんど何も置かないようにしていましたので、何とか大丈夫でした。
また、ベッドの厚さも厚い方が、ゴージャス感がありますので、25cm以上がお勧めです。但し、30cmのレベルになると大人の男性でも1人で持つのは困難な重さになってきますので、配達も部屋まで設置してもらうことをお勧めします。(1人でも何とかなるかもしれないですが)
それと、マットレスの硬さは皆さん悩みのタネだと思いますし、私も選ぶのに色々悩みました。結論から述べますと下記です。
①大柄で体重がある方は硬めの高反発マットレス
②小柄で体重がない方は柔らかめな低反発マットレス
③腰痛持ちの方も硬めの高反発マットレス
④どれにも該当しない標準的な方は標準的な柔らかさのマットレス
私の場合は、体型も大きく、腰痛持ちという事からかなり硬めのマットレスが希望で、色々探していました。そんな中で、Zizusのマットレスを探して良さを見出して硬いマットレスを購入したのですが、表記上は”硬めのマットレス”ということで、5段階中4というイメージした。
商品が到着して、数日寝てみて、やはり若干沈む感じがあり、腰痛持ちの私には柔らかかったというのが結論です。
ただ、数年前から腰痛を感じており、私はエアウィーヴ(airweave)のS lineなるものを購入して使っていました。今回ちゃんとしたマットレスを使用しようと思い、マットレスを購入したのですが、若干柔らかかったので、エアウィーヴを上に敷いて使用しているので、丁度良い硬さとなりました。
こちらのエアウィーヴのS-LINEは腰の部分だけ硬めになっており、腰痛患者(あえてこういう表現をすると)には大変お勧めです。腰痛の症状を持って無い方は標準の硬さのマットレスで問題無いと思います。
④絶対必要 間接照明とベッドサイドテーブル
ベッドサイドテーブルはとにかくシンプルで照明などを置けるスペースがあるものであれば、何でも良いです。あとは、寝るときにスマホを枕元に置くので、コンセントが付属していると大変便利になります。
今回選んだものは、コスパとしては完全に満足していますが、重量が少し軽いので、持つと安さ(チープさ)を感じてしまうので、お金に余裕ある方は少し重いものをお勧めします。
部屋のオシャレ感を出すには間接照明が絶対必要です。私もこのベッドサイドだけでなく、数カ所に間接照明を設置して、夜は間接照明のみで生活しています。明るい部屋で過ごしていると寝付きが悪くなるという理由もあります。
間接照明は和にも洋にもいけるような、傘タイプの物がシンプルでかわいらしくお勧めです。
我が家は、家中をスマートホーム化させており、せっかくなので、ベッドランプを付けるところを紹介させて頂きます。他にもたくさんスマートホーム化させたものがありますので、記事(note)が出来次第また紹介させて頂きます。
⑤近代的デジタル時計
やはり、ベッドサイドにはデジタル時計が必須ですね。寝るときも起きるときも時間を確認したいです。このSEIKOのデジタル時計がなぜお勧めかと言うと電波時計となっているので、時間がぴったり合うというところと、私は部屋の中の気温と湿度を快適に保ちたいので、その確認をしています。
写真に表示されている21℃、50%は冬には丁度良い温度、湿度です。ちなみに、この適温を保つには、デロンギのオイルヒーターが超最適で、以前記事にしていますので、良ければご覧下さい。
⑥花には水を、壁にはアートを
ホテルライクの特徴として、部屋をとてもシンプルにするのですが、実用的な物以外で置くものはアートだけになります。アートは、部屋の中で目線を集中させる効果もあるので、余計な物に目が行かず、より部屋がシンプルに綺麗に見えるようになります。
私もどのようなアートが合うかかなり試行錯誤しましたが、まずは部屋の基調となる色に近しいこと、それと、ベッドや部屋に合うサイズ感が重要です。本当は、30cm×120cmの様な細長いアートを探していたのですが、私の部屋に合うようなデザインの物が見つからず、50cm×50cmを横に連ねる物としました。
あまり使われないサイズだからなのか、結果的に額縁の方が高く付いてしまいました。
他にもたくさんのお勧めのアートがありますので、別途記事を書き、紹介させて頂きたいと思います。アートだけは、部屋に合う物が皆違ってくるので、探すのが難しくなるからです。
⑦枕2つにクッション2つ
ゴージャス感を出すには、枕2つとクッション2つのセットが良いです。実際にはさらに2つクッションを足して、4つのクッションを置いているホテルもありますが、個人的に使うには4つだと邪魔になるかなと感じています。
クッションは豪華に見せるだけでなく、ヘッドボードに寄りかかって座る際に背中のクッションに出来るのが実用面となります。
色的に丁度良かったので、イケアのクッションを購入しました。このクッションは高反発に出来ており、寄りかかるにも丁度良いです。
⑧ベッドエンドにベンチを
元々は欧米の方が靴のまま家に入るので、ベッドに入る前に脱いだり、履いたりするのに使用するベンチでしたが、良いホテルには必ずベンチが設置されていて、見た目をゴージャスにしてくれます。
もちろんここにベンチがあると座ったり、物を一時的に置いたりと便利に使えるので、スペースに余裕がある方にはお勧めです。
⑨ベッド下にカーペット
下にカーペットを敷く主な理由はオシャレ度アップなんですが、実は副産物的なメリットもたくさんあります。
まずは、わかりやすく下の階への騒音が軽減されます。ベッドは意外に寝返りを打ったり、様々な理由で下に響くことがありますので、それをカーペットで軽減します。
次に冬の底冷えを防げます。冷たい空気というのは下に溜まっていることから、床から冷えてきます。それをカーペットを敷くことでベッドへの影響を防ぐことができます。
最後に埃が舞うのを軽減します。埃というのは布から発生するのが主な理由になりますが、当然布だらけのベッドからもたくさん発生しておりますが、下にカーペットがあることで舞うのを軽減することができます。但し、カーペット上に溜まるので、通常通り定期的に掃除機をかける必要もあります。
カーペットは部屋の雰囲気に合わせて選ぶべきですが、こちらのカーペットはデザインの種類も多い上に、サイズ展開もかなりあります。しかも価格も高くないので、お勧めのカーペットになります。ちなみに私が購入したものは120cm×200cmのものになります。
3.ベッドルームのデザインのやり方
オシャレなベッドルームを作るに当たって、ベッドも掛け布団もアートもかなりの色やデザインがあって、選ぶのが難しくなってくると思います。基本的な考え方として、色は2色程度にまとめることをお勧めします。私の場合は基本色をグレーとして、差し色で木などのブラウンを使っています。
最後にもう一度、完成図の写真を貼っておきますが、皆さんの快適なベッドルーム作りに貢献出来ればと思います。
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Kak san プロフィール(自己紹介はこちら)
1983年神奈川県鎌倉市生まれ。都内某大学大学院工学研究科修了後、大手電機メーカーに就職。エンジニアとして年間100日の海外出張から急転、365日在宅となり、家内の快適さを追求するため、スマートホーム化、ホテルライクな暮らしを模索し、発信しているスマートホームスペシャリスト(自称)。スマートホーム化に生じる様々な壁を業務で習得した解決能力と改善力で前進させる。趣味はお酒とお笑い。
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