「家庭は牢獄ではありません。家庭こそ自由の国です」
「一家総動員」という言葉を聞くと、何やら物々しい感じを受けますが、今から90年ほど前の時代を生きた羽仁もと子は、憧れの言葉だと語っています。
要は、家族みんながそれぞれの仕事や役割を持って、家庭生活を営むということでしょう。みなさんの家庭では、いかがでしょうか?
「自分を他人を道具扱いにすることから、この人生のありとあらゆる不幸や悲しみが出ています」と、羽仁もと子が言うように、親を家族の面倒を見る道具のように見てしまったり、自分の夢を子どもに託すと称して、子どもを道具扱