会社で今度は中東/パレスチナのぷるるんスイーツをつくってみた!
こんにちは、中東パレスチナの木と布の手仕事のお店「架け箸」です。
去年の年末、会社の忘年会でパレスチナに触れてもらいたい、と現地の炊き込みご飯「マクルーバ」を作りました。
喜んでもらえたので、夏の集まり(複業先の会社には”夏合宿”があります)でも何か作ろう、と暑い夏にぴったりなスイーツを準備しました。
その名も「ラヤリ・ルブナン」
「レバノンの夜」というお洒落な名前のスイーツで、中東らしくセモリナ粉(パスタの原材料になる小麦粉)やローズウォーターを使います。
材料はすべて日本で手に入りますよ!
では早速つくっていきましょう——
3年前にイベントでご提供したことがあるのでその時のレシピを基に作りました。チーズは1.5倍、生地は2倍の分量で大き目15カット分になりました。
①無調整豆乳105g+ココナッツオイル75g+甜菜糖15g+レモン汁7.5gを混ぜ合わせてveganマスカルポーネチーズを作り、冷蔵庫で冷やす
豆乳は豆感が強くないほうが製菓向きかもしれません(使ったものはちょっと豆の味が濃かったです)。
➁一層目を作ります。無調整豆乳2cup+セモリナ粉140g+てんさい糖90gを混ぜ合わせ、鍋を火にかけてヘラでかき混ぜる。ローズウォーターをほんのひと匙加える。もったりと固形になってきたらバットに伸ばす。
ローズウォーターってナニ?と思われるかもしれません。これは化粧品等に使われる薔薇の精油を作る際に出る水の部分で、中東では広く菓子の香りづけに使われています。
スーパーではあまり見かけませんが、イスラム教徒向けのハラル食品店やスパイス専門店で買うことが出来ます。私は今回「神戸スパイス」さんで買いました。
ちょっとの量でしっかり香りが付くので、かけ過ぎないのがベターです。
③粗熱が取れたら冷蔵庫で一時間ほど冷やす。
早く冷ましたい場合はアイスノンを下に敷くと良いです。
④二層目を作ります。無調整豆乳3cup+片栗粉大さじ3+てんさい糖大さじ1を混ぜ合わせたら、鍋を火にかけてヘラでかき混ぜる。途中で①のマスカルポーネを加え更に混ぜる。
今回実は片栗粉が足りず、急遽コーンスターチを使いました。
固まりが弱かったのですが最終的には出来上がったので、要は固める成分が大事ということみたいです。
⑤弾力が出て重たくなったら、②のバットの一層目に重ねて伸ばす。
⑥粗熱を取り、冷蔵庫で4時間以上冷やす。
⑦食べる前に好きな大きさにカットし、刻んだピスタチオやバナナを好みでトッピングすれば完成!
ピスタチオは前回は粒から刻んだのですが、フレーク状のものが「富澤商店」に売っていたのでそちらを使いました。
バナナはフェアトレードのものが無かったので割愛。
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しっかり冷やしたのでぷるるん食感で夏にぴったりなデザートになりました。豆乳もココナッツオイルも濃いめだったので癖のないものを選ぶとより良いかも。黒糖は全然問題なかったです。
会社の人達も「あんまり食べたことない食べ物やけど、つまるところ美味しい」「中東の薫りがするな~~」と平らげてくれました。感謝。作る過程も手伝ってくれて嬉しかったです。
食から文化を共有、皆さんもお試しあれ!
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