見出し画像

風の時代を味方につけたら起こった3つの良いこと

どうも、カカオルです。

前回、「自分嫌いでもたのしくやっている人をマネした結果がやばかった」を投稿させて頂きました。

自分が嫌いといいつつも、やるべきことはきっちりやり、楽しむところは思い切り楽しんでいる同僚をマネすることで物事が良い方向に向かったという体験談をご紹介しています。

実は私の周囲にはこんな素敵な人物がこの同僚以外にもおりまして、電子書籍にしてご紹介したいくらい非常に魅力的な人物です。

一言で言うと、「風の時代」の考え方そのもので生きている、とでも言いましょうか。

そんな素敵女子です。

「風の時代」は2020年の末頃からマスコミなどでも取り上げられ始めたため、テレビや雑誌などで見聞きしたことがある方も多いかと思います。

私自身も、このような考え方があることを知ったのはこの頃でしたが、当時は特に興味をそそられることはありませんでした。

ただ実は、なんだか違和感と言いますか、何かが変わってきたような感覚はありました。

副業を解禁する企業が増えてきたり、フリーランスが浸透してくるといった現象を始め、生き方や性の多様化が重視されるなど、それまでの概念ががらりと変わってきたことを感じていました。

そんな、時代の変革期にあるこの時期にこの女性と出会い、その生き方に触発され、風の時代を意識しながら生活に少しだけ取り入れてみた結果、自分らしさを取り戻し、人生が少し楽になってきたのです。

「自分嫌いでも楽しくやっている人」からは、仕事に対するスタンスやあるべき姿を学びましたが、ぶっちゃけこの素敵女子からは、自分らしく生きるとはどういうことかを教わったと思っています。

2022年も残すところ1カ月となった今日このごろ、今回は風の時代にまつわるお話や、風の時代という概念を取り入れたことで生まれた変化を3つシェアさせて頂きます。

ぜひお読み頂けると幸いです。

「風の時代」を意識するようになったきっかけ


まず、私が風の時代を意識し始めたきっかけをお話ししたいと思います。
自己肯定感が低く、自分が嫌で毎日消耗していた2020年の夏頃、私の勤める会社に1人の女性が育児休暇明けで復帰してきました。
上司にあたるその女性は、まるで少年のようなまなざしでキラキラしていて、私にはなんだかまぶしい存在でした。
そして仕事を始めてすぐに、今まで出会った人とは明らかに違っていることに気付き始めました。
まず、人にもものにも一切執着というものがないということに気付きました。
また、「あの人は私の思ってたような人じゃなかった」というよくありがちな、人に対する期待もありません。
もちろん、部下へ行動を促すためのアクションはちゃんと起こしますが、その際も感情的に怒りをぶつけるようなことは一切せず、次の行動へ繋がる指導を適切に行います。

そして、やらなければならないタスクはこなすけど、無理はしない。余計な手間は極力削り、スタッフに少しでも負担がかからないように常に考えている。しかも仕事ぶりは正確で誠実。
部下のミスも一切責めない、怒らない。なぜそうなったのかを一緒に考え、再発防止に努める。それだけ。精神論みたいなのも一切ないので部下の精神的な負担は少ない。
そして何より、悪口や陰口を聞いたことがないのです。
そのため、彼女や彼女の周囲は朗らかで豊かな雰囲気が漂っていました。

「一体この人はなんだろう……なんでこんなふうにできるんだろう。」
私はいつも不思議に思っていました。
それまで色々な会社でお世話になってきましたが、怒鳴ったり怒りをぶつけてくる上長や同僚をいやというほど見てきました。
そうした経験から「上司とは嫌なもの」という固定観念がありましたので、正直に言って本当に不思議でした。

そして、日々関わるなかで、ほどなく彼女がフラを中心とした精神世界やネイチャーといった考え方を大事にしていること、そして愛読書から、風の時代を意識していることを知りました。

「フラ」も「風の時代」も、自然や精神的な部分を連想させ、スピリチュアルな雰囲気を感じる言葉です。

そこで私はふと、彼女の持つ、あの独特の雰囲気や考え方は、もしかしてこれらが影響しているのではないかと考えました。

そして、特に「風の時代」という言葉には興味をそそられました。

その頃はまだ情報が少なく、私自身ももちろんよくわかっていなかったことや、「風の時代」そのものに、好奇心のままその内容を調べてみることにしました。

そもそも風の時代って?


ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、「風の時代」とは、2020年12月22日の冬至から始まる時代の考え方で、木星と土星が急接近する「グレートコンジャクション」という現象をきっかけに、時代が大きく変わることをいうのだそうです。

主な特徴として、以下のものが挙げられます。

・物事に執着しない
・自分の心に従う
・物質ではなく精神重視
・目に見えない豊かさを大切にする
・価値観の多様化
・自由な働き方にシフトする
・縦社会→対等な社会になる
・目に見えるもの→目に見えないものを重視する

ちなみに風の時代の前は「地の時代」といい、物質重視の時代であったともいわれています。

要は、お金やモノを沢山持っているのが幸せ、という考え方が主流の時代でした。

こうした時代の変化は200年おきに起こっているらしく、今はちょうどその時期にあたるのだということです。

そして、風の時代には、向き不向きといいますか、生きやすい人もいれば、生きにくい人もいるといいます。

生きやすい傾向の人を挙げると、

・個性・オリジナリティがあり、固定観念にとらわれず、自由な生き方を重視する
・精神世界や情報など、目に見えないものを大切にする心を持っている
・物事への執着がなく、行動的で風のようにフットワークが軽い

逆に、生きにくい人の傾向は、

・物質重視、学歴や肩書、権力に囚われている
・「こうでなければならない」という固定観念に固執している
・新しい時代の考え方に対応できない

という特徴があることもわかってきました。

こうして風の時代がどのようなものかがだいたい分かったところで、私は考えました。

「生きやすい人の特徴って、彼女の生き方そのものじゃん……本人の性格もあるのかもしれないけど、もしかしてこの生き方を実践しているのでは?」

そしてそれと同時に、

「本当は私も新しい生き方をしたいのに、古い考え方が棲みついていて、それでしんどいんじゃないだろうか?新しい時代の考え方を意識すれば人生が変わるんじゃないだろうか・・・」

と、このように思い始めたのです。

風の時代を味方につけたら起こった3つの良いこと


風の時代の考え方を意識し始めたことで、私自身はもちろん、周囲にも様々な変化が起こり始めました。

その変化はどれも、私に良い結果をもたらすものばかりでしたが、その中でも特に良い変化をもたらしたものを3つご紹介します。

まず、「こうでなければならない」という執着をやめました。

元々私は「人は人、自分は自分」という考え方だったのですが、いつの頃からか、自分と違う考え方を持つ人には「こうあるべき」といった押し付けがましい考えをもつようになっていました。

しかし「そういう意見もあるよね」といったん飲み込んでから自分の意見を言うようにしたことで、人間関係がみるみる改善していきました。

そして、やりたいと思うことをどんどんやるようにしました。

以前はやりたいことをどんどんやっていたのですが、年齢的なことや、周囲の目を気にするようになり、やりたいことが怖くてできなくなっていたのです。

しかし、それは自分の性分に合わないと思いました。やはり、やりたいことはやったほうが良いし自分らしい!と思い、ライターとしての仕事も、未分野のものにもチャレンジしていきました。

その結果、自信をつけることができただけでなく、単価アップにも繋がったのです。

最後に、無理して人に合わせるのをやめました。

職場で同僚との陰口悪口に加わらないことや、気乗りしない飲み会に無理に参加しなくなったこともそうなのですが、特筆すべきことは、

「無理に独立開業しない」

ということです。

私は会社員との複業でライターをしています。副業とよく間違われますが、ライターは本業との片手間ではなく、どちらも同じ様にきちんと取り組む職業という認識です。

ライター仲間やクライアントなど、周囲には個人事業主として起業している人も多く、たまに「起業しないの?」と聞かれることもあります。

しかし私には「複業」というこの働き方が合っていると思います。もしかしたら今後、独立起業することがあるかもしれませんが、その時はその流れに乗ってしまおうと考えて、こだわることはしないスタンスでいます。

こうした生き方を選んだことで、私の心はすっかり軽くなりました。

心を大切に…...


生きるのが以前ほどしんどくなくなってきたことを実感し始めた2022年夏に、彼女は新しい生き方を見つけて、長年勤務した会社を退職してしまいました。

まさに風のような生き方に正直びっくりしたのですが、彼女らしいといえばらしい展開です。

今日で退職、というまさしく最終日に彼女から手紙をもらったのですが、その手紙の最後に書かれてあった、「心を大切にしてね・・・」という一文には本当に驚きました。

私は彼女に、自分の悩みやしんどい胸の内を話したり相談したりといったことは一度もありません。にも関わらず、そんな内容の手紙をもらうということは、私の胸の内など、きっととっくにお見通しだったのだな・・・と、完全に脱帽した瞬間でした。

まさしく目に見えない「心」を大切にする彼女らしい一文です。本当に感動しました。

人生はRPG


ここまで、風の時代の特徴や、考え方の特徴を意識したことで起こった良いことをご紹介してきました。

私に新しい生き方のヒントをくれた彼女の名言に「人生はRPG」というものがあります。

要は、人生とはロールプレイングゲームのように先行きが読めないけど、色々な武器を手に、攻略することができるということだと解釈しています。

その武器の一つが「風の時代」を味方につける、ということかと思いますが、ただし「攻略しなければ!」という脅迫めいたものではなく、人生をRPGのように楽しみながら進んでいく、ということだと解釈しています。

風の時代はまだ始まったばかりです。

もしも物質重視の考え方や、権威や肩書に悩み、生きるのがしんどい・・・と悩んでいるようでしたら、解決策の一つとしてぜひ、この時代の考え方を意識してみることをおすすめします。

「風の時代」に背中を押してもらうことで生きるのが楽になり、人生そのものも変わるかも知れません。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?