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石垣島で感じる【働くってなんだろう?】

私の働くデビューは大学生でした。中高合計6年間、部活に明け暮れた日々を過ごした私は高校の部活引退、大学受験終了を機に完全にやる事を見失いました。

その喪失感を埋めてくれたのが【バンド活動とアルバイト】でした。(学業で埋めろって言わないでね🧛‍♀️)バンド活動は、中学の吹奏楽部が一緒だった友達が「あんたパーカッションやってたしドラムやってや」って誘ってきて始めるという、合コンの人数合わせぐらいの軽いノリから始まりました。まさか大学卒業まで続けるなんて思いませんでした。

バンドをするにはお金がかかる。スタジオ代・ライブ代etc・・・。と、いう事でアルバイトを始めました。始まりはお寿司屋さんでしたが、その後スポーツジムやパチンコ屋さんの中のカフェ、他飲食店等、色々な経験をさせてもらいました。バンドももちろん好きで、趣味で続けたけれどCDを作ってもらえたり、ちょっとした社会経験を積ませてもらったなーと、今になって思います。

わりと個性的なアルバイト先ばかりで、在学中に働かせてもらっていた時は基本的に楽しく、自由に働かせてもらいました。常にバイトを2~3個掛け持ちしていて、常に働いていました。バイト行ってバンドの練習行って、バイト。とかもしてた。友達に「バイト掛け持ちしてること、アルバイト先には言わない方が良いよ!」って謎のアドバイスをもらい、その言葉に忠実に掛け持ち内緒にしてたから、バイト先の人たちは私が何でそんなに忙しかったんか謎やったやろなー(笑)

しかし、働くの大好き人間が、就活の時期になり突然「私がしたい仕事ってなに?」と、迷走を始めました🤔それまでは「このアルバイト先が好き」っていう勢いで働いてたので「〇〇(料理とか、職種とか)が好き!」っていう概念で働いてなかったんですね。

なので取りあえず色んな業種の面接を受けに行って、最初に受かった塾に就職する事に決めました。子ども好きやし、人に勉強教えるの得意やし!(中学生レベルまでに限る👻)っていう、これまた勢いで(笑)

ただ、そんな簡単なノリで激務に耐えられるわけもなく、1年もせずに退職。その後はのらりくらり、会社の業種やする事は多少違えど、事務員としてずーっと働いてきました。事務員って会社にとって大切な仕事やと思うし、暑かろうが寒かろうが、台風だろうが室内で仕事ができるので、長く続けやすい仕事だと思います。

ただ以前のブログ、私が石垣島を離れる理由でも少し書きましたが「石垣島で自分の力で何かをやりたい!」って気持ちになってからは「私がやりたい事は事務員ではない」と思い始めてしまったんですよね。

そのきっかけはいくつもあると思うけれど、いちばん影響を受けたのは石垣島に来てから出会った人々って圧倒的に自営業の人が多いという事かな。大きな企業が少ないからって理由も少なからずあると思うけれど、石垣島にたくさんの魅力があるからそれを糧に何かやってみようって人が多い気もします。

海や自然、石垣牛、南国の食べ物、たくさん観光客の方々が来る環境。これらの特別な物が色々ある事って特殊な地域だと思います。私の知り合いには観光業に携わっている方や農家さんがたくさんいます。どんな仕事がより良いとかないけれど、それぞれ誇りを持って働いていたり、色々悩みながら、工夫して頑張っていたりする人がたくさんいます。

なので、せっかく石垣島に移住して来たんだから、私もそっち側に参加したい!って思い、今に至る・・・って感じです。

なんだか支離滅裂な文章ですが、私にとっての「働くってなんだろう?」は、職種ではなく【石垣島で頑張っている人の役に立つ事】で、石垣島に貢献したい。って感じですかね^^

もちろん、役に立つとは【治す】事です。治せない鍼灸師になるつもりはありません。胸を張って石垣島に帰って来られるよう、勉強頑張るぞー!

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