私が石垣島を離れる理由

前回の記事に書いたように、私は石垣島が大好きです。なので、一生石垣島に住みたいと思っています。しかし、そう強く思っていると、一生今のままぼんやり石垣島で暮らすのか？という疑問がふと沸いてきたのです。

私は現在事務員として仕事をしている。ある程度仕事も任せてもらえているし、恐らくこのまま一生ここで働かせて下さいと言えば、安定したお給料を頂いて何不自由なく暮らせるでしょう。

しかし、「自分の力で石垣島の人の役に立つ事がしたい！」という気持ちが年々大きくなってきたのです。困った。私にはパソコン入力の速さぐらいしか、人に自慢できる能力がない。（多分普通レベルｗ）

なんか私にできる事ないかな～？と、悶々と考えて日々過ごしていたら、私が神だと思っている鍼灸師の先生との会話中にふと先生が言った「って言うか自分が鍼灸師になったらいいやん」の一言に脳天を打たれました。

先生には別に今後の行く末の悩みなんて話した事ないし、ふとした会話の流れの一言だったけど、私には目から鱗で変な冷や汗をかいたのを鮮明に覚えています。

そのまま家に帰り、速攻鍼灸師になる為に必要な事を調べました。当たり前だけれど学費がかかり、その間の生活費をどうするか。鍼灸師になる為には確実に、最低３年間学校に通う為に石垣島を離れなければならない事。旦那は仕事もあるので石垣島を離れなれない事。必然的に子どもと旦那は離れ離れ。色々悩みに悩みました。

ただ、結局性格的にうじうじ悩んでいるのが嫌いなので、旦那も協力的に考えてくれてるし「とりあえず一回やったれ～」って感じで、試験を受ける事にしました。幸い、旦那の実家から通える距離に良い学校があり、義理実家の許可もおりた！試験は久しぶりの面接もあってドキドキしたけど、無事合格！

ここまで来たら行くっきゃないでしょ！立派な鍼灸師になって石垣島に必ず帰ってくるからね～って気持ちで今はいっぱいです。引っ越しの事やら子どもの保育園、学童や小学校入学の事で今は頭がいっぱい！お母さんは立ち止まる暇などないのです。

大人になってから必死で好きなことやったり、どきどきわくわくする事って私にはあんまりなかったので、ほんと新鮮です。今はたくさんの事を学びたい気持ちでいっぱい！この気持ちを学生の時に発揮できていれば・・・！

なんて言っていても仕方ないので、この気持ちは今から全力で発揮したいと思います。立派な鍼灸師になるぞー！

次回は、そもそもなんで鍼灸師なの？ってところに触れてみようと思います＾＾*