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はて?

4月から始まったNHKの朝ドラ「虎に翼」。
初回から引き込まれる内容で、毎日楽しみに観ている。
「はて?」は主人公寅子の口癖。

もともと朝ドラも大河ドラマもあまり関心がなくて、ほとんど観たことはなかった。覚えているのは「おしん」と「鳩子の海」、大河ドラマは「独眼竜正宗」くらい(笑)。

3年前、「カムカムエブリバディ」が放送されたとき、舞台がわが地元だったことと英語学習に興味があったので、毎朝録画して観ていた。
以来、我が家のテレビの録画は毎朝8時にセットされたままで、結果毎日欠かさず観るようになった。
前回の「ブギウギ」は昭和の日本の音楽史としても興味深かった。3・2・1・0はありえないけどね。
朝ドラや大河ドラマを観るようになって、Xでみんなが感想を書いたり、関連した記事がネット上にたくさんアップされたりしていることに気づいて、注目度がとても高いことを改めて知った。

さて、「虎に翼」。
寅子も寅子の母も、兄嫁花江も大学の友人たちも、みんなあの時代の女性の立場の理不尽さに苦しみ、憤り、もがいている。100年も前の話だけれど、程度の差こそあれ、今の私たちも少なからず味わってきたことだ。
そう思う女性は少なくないようで、こんな記事を見つけた。

以下、一部を抜粋。
日本国憲法が成立・公布されたのは1946年(昭和21年)。そこから80年近く経つが、「平等」とはなぜこうも遠いものなのだろう。選択的夫婦別姓は一向に進まず、共同親権は多数の法律家の反対のなか強引に進められ、寅子の口ぐせを借りるなら「はて?」と言いたくなることだらけなのが現実だ。


そう、共同親権!
あっという間に国会を通過しそうな勢い。
私も賛同した署名は22万筆を超えているが、報道でもあまり取り上げられることがない。


私が結婚したのは昭和の終わり。その時、「もう少ししたら選択的夫婦別姓が認められる。そうしたら姓を元に戻そう」と思っていた。あれから、35年以上が経ち、世の中はいろいろ変わったけれど、選択的夫婦別姓は一向に進む気配がない。それなのに、あっという間に進められる共同親権。
バイアグラはあっという間に認可されたけど、緊急避妊薬や経口中絶薬が認められるのには何十年もかかった。前者は保険適用(用途は限定)となり、後者は高額な実費負担だ。

どれも同じところに問題があるような気がする。
実は、クォータ制にはずっと反対だったけど、やっぱり議会の男女比を近づける必要がある。そのためにはクォータ制も必要なのかもしれない。
そして、やっぱりみんなが選挙に行かなくては。

追記)夫婦同姓が続くと、2531年には国民全員が佐藤さんになるらしい。選択的夫婦別姓をすすめる後押しの調査💖

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