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「家事に恋する高校生」へのありがとう、next 「家事に恋する大学生」へ。

大学に入学して、あっという間に3ヶ月が経ちました。
そろそろ私の探究心を擽る「かじ恋」の活動を再開します!
そこで、「家事に恋する高校生」から「家事に恋する大学生」へと進化する前に、高校3年間を振り返りたいと思います。

私にとっての「家事に恋する高校生」の存在


高校入学と同時に始めた「家事に恋する高校生」。
当時は、なんの取り柄もない「ただの高校生」であることに納得がいかず、ただ活動を始めました。
しかし、「家事」をテーマに探究することは、生活に根付いた身近なテーマであるからこその面白さがありました。また、専業主婦である母の仕事(=家事)が無償労働であるという事実から派生して社会学的な視点に興味を持つきっかけになったりと、知る面白さを教えてくれました。
どんどん沼にハマった私は、高校3年間で100名以上の方に協力いただき、アンケート調査・インタビュー活動・家事恋ワークショップなどを行いました。

家事に恋する高校生のインタビュー記事です。

家事をすること、探究することへ愛が膨らんだ私は、時にはラジオで家事愛を伝えてみたり…


東京FM「one morning」に出演した時の写真


「家事恋」が私に与えた影響

家事をテーマに研究するという行動は、同時に「自分とはどんな人間か」を知る行為でもありました。

例えば
・人にインタビューを繰り返す
人の話を聞くことが好きだと気がついた。
・記事を書いてそれをいつどうやって投稿するのか工夫する
ずる賢い頭を働かせて、人に見てもらえる方法を分析することが好き
だと気がついた。
・学校の座学よりも、自ら調べたり人に話を聞きに行く方がインプットしやすい
行動する方が得ることが多いタイプだと気がついた。

「家事」を見ることによって、それを見る「自分」の癖や好き嫌いが見えてきたのです。
近年、教育分野においてアクティブラーニングが注目されているのは、能動的に学ぶ姿勢の中で自分自身をも知ることができるからなのかな、と思います。(詳しいことは分からないので、あくまで感想です)


〜コラム〜


卒業後、学校から「探究の魅力」について講演してほしいとオファーを頂き、「家事に恋する高校生」の経験等を後輩たちに話す機会を設けてもらいました。この機会を通じて、私は、自分が通っていた学校から「家事に恋する高校生」を認めてもらえたように感じ、涙が出るほど嬉しかったのです。
講演後、後輩から頂いたメッセージの中に、「学校では、メディアやSNSが禁止されているのにギリギリのラインを責めているのがすごいと思った」とあり、つい笑ってしまいました。たしかに、私はいつも大胆な行動をしているのかもしれない、と思いました。笑


「家事に恋する高校生」へのありがとう、
next 「家事に恋する大学生」へ。

入学してからの3ヶ月間は、「家事恋」を動かす暇もないほど、新しい環境に慣れることと楽しさに埋もれていました。しかし、楽しいけれど、何か物足りない感じがありました。そんなある日、アルバイトの面接に行った際に、高校で頑張ってきたこと興味のあることを訊かれ、家事に関する研究を話すと面接の方が興味を持ってくれたのです。(バイトの面接なのに気づけば、40分も経っていました笑)
家事に関して考えている自分がものすごく生き生きとしていたのことに気がついた私は、物足りなかったものが「家事恋」だったことに気がつきました。色んな人に出会い、そこで自分の考えを言語化することで、この活動が私にとっての「ときめく存在」であることを教えてくれました。
「影響力のある存在になりたい」とか「何者かになりたい」よりも、「自分がときめくもの」を優先し、地道に活動を行いたいと思っています。
今後の「家事に恋する大学生」のnote更新もぜひ読んでいただけたら嬉しいです!


近日公開予定の記事
私の疑問!「学歴社会はそこで育つ子どもの家事手伝い量に影響を与えるの?」
私にとって「家事に恋する」とは



その他、Instagramでは、家事から派生した趣味である「お菓子作り」を発信しています。フォローしていただけたら嬉しいです。🌟

春に作ったミルフィーユ
もうすでに苺の季節が待ち遠しい


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