【ケア労働は、経済中心の現代社会に内包しきれていない?】フルタイムで働く一児の母にインタビュー
ー子どもがお手伝いをするときに、ある家庭では、お駄賃制度を導入しているところがあると思います。(トイレ掃除一回二十円とか)
私は、この制度に対して二つのことを考えました。一つは、お駄賃制にすることによって、「家事」が有償労働としての価値があることを教えてくれるということ。もう一つは、幼少期は、お駄賃をもらえていたものの、大人になれば、タスクの一つに過ぎなくなる。何をモチベーションに家事をするようになるのかといった疑問です。
ーお駄賃制度を導入して、子どもに家事を手伝ってもら