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とほほ投資失敗談 (ITバブル編)


当時私は、20代、、若かった、、、なんでもできると思っていました。
(今でも思ってる→あの頃から成長してない)   (^^;

衝撃の革命

 さて、1999年私が20代前半ぴちぴちの頃、、衝撃が。。
そうです。インターネットで株を取引きできる時代がきました!!マネックス証券が始まりました!!!
 最初衝撃でした。。板がみれる、、、うわー、ぼくはプロ投資家やん。。クリックで株が買えるの!!かっこいい!早速、マネックス証券の説明会に参加し、口座を開設。。。
「ふふふ、、もう、、、世界は、、俺のもんだぜ、、、」
ITバブルの前から完全に調子にのってる、、

調子にのりだす

 さて、その後すぐに、起こるITバブル、本を数冊読んで、日経新聞を読んで、すっかり投資のプロ気分です。
 当時の株式での資産3000万円、このままいくと、40代にはきっと100億くらいもって、プライベートジェット機のってるやん! 

→ ぼくはあほか!!でも真剣に思ってました。。完全に上げ相場でしたし、買えば上がる、、そんな雰囲気でした。。

 ITバブルを知らない人のために説明すると、今でいうビットコインが、数円から数百万になった!ありましたよね。あれがIT企業全般に起こっていた!!という感覚です。ですから、投資の上手い下手、とか関係なく、買いでレバレッジかけると、ストーンと跳ね上がる感じです。わお!

IT関連バブル

 それに加えて、IPOバブル、簡単にいうと、新規で上場する新しい会社の株を買うことができるのですが、抽選で買うことになります。それがIT関連会社だと、人気が高いので抽選倍率も高くなります。私も常に複数の証券会社から、全ての新規公開株に申し込んでいました。

 結構人気銘柄も抽選で当たり、1日で数百万の利益がでることも普通にありました。よし、今回120万円ゲット!まあぼちぼちやな!みたいな恐ろしい感覚になっていきます。。

 そんなITバブル真っただ中、知り合いのBARに飲みにいくと、若い女性の店員が、「~銘柄って絶対上がるから買っときー」→すでにめちゃっくちゃ高値になっていた株を薦めてきました。
 この時、、いや、、もうバブル終焉だなー、と感じてたのですが、、、、感じてたのですが、、

 いざ相場が崩れ出すと、資金管理のノウハウも知らない、損した分余計にレバレッジかけて大きな額で勝負する、、下がると思ってるけど、下がったら買ってしまう。もう無茶苦茶でした。きちんと、戦う戦略を知らないので、何をしても資金が減っていきます。

 バブルって弾けたら下がる下がる下がるー、
「うぎゃー、うぎゃー、うそー、まだ下がるーー、」
「今までの株価ってなんだったのーーーー、」
「PER、PBRってなんだったのー、」

※例えば、現物株に対するリスクのヘッジをオプションで買っとく、とか先物でヘッジするとか、、戦い方がわからなかったのです。。

 もうそれから記憶ないです。。単に投資の知識が浅すぎたのでしょう。気が付けば相場で儲けた額、もしくはそれ以上を相場にお返ししました。
「どうぞ、バブル資金さん、丁重に元の場所にお帰りください。」

※幸運だったのは、これが20代前半だったことです。もし老後の退職資金で運用していたら、スッカラカンになってましたから。。。。

ですから、相場は、特に資金管理、、、、自分の資産の何パーセントのリスクをとって、何パーセントの利益を狙いにいくのか、、、、、、、、、、、これがどんな戦略よりも大切と、、身をもって実感しました。。。


ちゃんちゃん、、、

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