3週間オンライン授業を受けている小2の様子と私の感想

公立小学校の授業をオンラインで受けている子供がこれまでの世代で存在したことがあったでしょうか??
小2長女は、自ら自主休校を選び、1月中旬から3週間ほどオンラインで朝の会、終わりの会、算数と国語の授業を受けています。

時代が変わったな~
うらやましいぜ


もう夫の会社の決算も確定申告の準備もだいたい終わってるらしいので、学校に行かせても良いのですが、本人がオンライン授業による学校との距離感を好んでいます。

ただ、対面授業と全く一緒かと言われると、ちょっと違うと感じていますので記事にします。

オンライン授業といっても

①探究学舎のような(先生も含め)全員オンラインでリアルタイム配信
②スタサプやYouTubeなど、好きなときに授業をみて学習するもの
③対面の授業をリアルタイムで家から参加するもの

今のところ、3種類あります。

娘が学校で受けているのは③対面の授業です。
特に低学年は会話を楽しみながら学んでいくので、①か③のリアルタイムが向いていると思います。家に居ながらにして先生や子供の会話を聞けるので、学校でしか使わない語彙シャワーが受けられます。
家族との会話だけだと偏っちゃうんですよね。

ちょっとだけでも学校の雰囲気を味わうことが出来て、語彙力も広がって色々とありがたいなと感じています。

学校の授業も①タイプの全員オンラインになっちゃうと、また別のものになる気がしています。


担任の先生は対面の授業をしているので、基本的には目の前にいる子供が優先されます。


オンライン授業を受ける側には(暗黙の)ルールがあるのですが

・朝の会で今日のスケジュールを確認する
・授業中、トラブル時や発言するとき以外はミュートにする
・質問があったら、先生がタブレットに話しかけたタイミングか、チャットに書き込む(今のところ、うちの娘だけが書いているかも)
・チャットは授業の終わりに先生が確認する
・ノートや先生に見せたいものは写メして送信、先生が放課後にまとめてチェックする
・終わりの会の後、先生が5分ほど世間話をしてくれる
・いつでもオンラインが繋がるわけではない


担任の先生は授業中オンラインの子にも質問してくれるので、教室にいて先生に指名されて発言するのと同じです。
黒板に書いてある問題をノートに写して解くのも同じです。

オンライン授業が始まって2週間を過ぎたころから、
オンライン受けている子供たちが「困っている」と自らミュート解除して伝えられるようになってきたし、教室にいる子供が「○○って言ってます」と板書している先生に伝えてくれることもあります。

子供ってすぐに適応しますね。

エイさんも記事で書いていらっしゃいますが、サポート係のような子が教室に存在します。


うちの娘のクラスは、エイさんの担任されているクラスのように整っていません。
教室にあるのはiPadひとつなので、黒板が見えにくかったり、途中でなぜか教室がミュートになったり、いろんなトラブルもあります。
だけど、そのトラブルも慣れてしまえば先生と子供だけで解決しているし、最初から繋がらない日は(機材?、電波?なにが原因かわからないけど)先生がオンラインの子供たちは自習とすぐに判断して、明日までに学習しておいてほしい箇所をタブレット経由で指示してくださるので、親が0から「勉強しなさい」と言うより楽です。

オンライン授業は模索しながらしているので、長女の先生がやっている方法がベストだとは限りません。

だけど、これって学びが止まってないよね。


担任の先生の進化がすごくて感動します。
9月に長女1人だけこっそりオンライン受けてたときは「あれ、これ動かへん。ちょっと○○先生に聞いてくるわ」って言ってたんですよ!


長女のクラスの子はみんなオンライン授業を受ける選択肢があることを認識できているし、1月中旬にオンライン授業が始まってから3人から7人ぐらいはオンラインを選択しています。

長女は「私のおかげやねんで」と、謎のポジティブ。

私は長女に寄り添ってくれた先生のおかげやと思ってるけど。。。


私の個人的なオンライン授業の感想ですが

メリットは
・忘れ物で困ることはありません。
・朝8:30までのんびりできます。
・教室のみんなと繋がってる感覚があります。
・授業中にこっそり宿題の漢字ドリルを終わらせることも出来ます。
・こちらはミュートなので歌いながら勉強をすることも出来ます。
・授業が終わったらすぐやりたいことが出来ます。

デメリットは
・送信してから先生が放課後に見て子供に反応するまでにちょっとタイムラグがあること。
・先生の管理下で勉強してるけど、出席停止扱い。
・託児機能は、ほとんどありません。
・給食もありません。
・(暗黙の)ルールが理解できない子には難しいかも。



託児機能はほとんどないと書きましたが、オンライン授業中は私と会話することほとんどないので、この3週間いっしょにいるけれど不登校のような息が詰まるような感覚はないです。これは個人差があるはずなので、息が詰まる感覚があるのなら週1でも学校に行かせたほうが親は休憩できます。

友達につられて勉強する、同級生の話を聞くなどホームスクールではフォローしきれなかった部分をオンライン授業で埋めてもらえている感じがします。

平均2時間×5日、私は自分の時間を確保できています。noteはいっぱい書けなくなっちゃったけど、まぁボチボチ。。。


というわけで、私たち親子はオンライン授業で問題はありません。
勝手に工作するし(図工)、YouTubeでリズム体操するし(音楽/体育)、夕方に近所の公園で友達と遊んでるし、夜は図書館で借りた本読み漁ってるし。このまま大人になってもなにも困らないような気がしています。

多様性ってこういうことじゃない?!


この生活が続くのかどうかはわかりませんが、これ気を付けた方が良いよというアドバイスがあれば、ぜひ教えてください。

小学2年のオンライン授業の様子や私の感想が、どなたかの参考になれば幸いです。

では、また。

最後まで読んでくれてありがとうございます。 スキ、コメントは私のやる気になります!!それだけでとっても嬉しいです♪♪もしサポートしていただけるのなら、娘達の野外活動に使いたいと思います!!