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子どもに芸術を与えるメリットを分析してみた

師走ですね。

久しぶりにnoteにやってきた気がしています。
みなさん、お元気ですか??

先週は、長女の誕生日と小学校の遠足
今週末には、次女のピアノのコンクール本選
来週、幼稚園の音楽発表会

この後に、追い打ちをかけるようにクリスマスと正月の準備。
ちょっと手伝いが必要になってきた夫の実家の掃除の指揮(掃除はほとんどしないのですが。。。笑)

ここに、自分のコーチングの勉強まで突っ込んでいます。
自分の未熟さゆえ、例年よりバタバタしています。


前置きが長くなってしまいましたが。。。

今週末に、次女のピアノのコンクール本選があります。
予選は「発表会は出来なかったから、舞台の経験を増やすために出てみようか」というお気楽な感じだったのですが、本選はそうはいきません。

子どもの意思にかかわらず、週2回レッスンがあります。

5歳にここまで練習させる必要があるのかどうか??ちょっと悩みます。
ピアノ系YouTuberになりたいらしい次女は、ピアノが好きで、ほっておいても毎日なにか弾いているのですが、このタイミングで「させる」のは、どうなんだろう??
最近は情熱大陸に影響されて「反田さんになりたい」って言って、まだ教えてもらってないトリルやハノンを真似して遊んでいます。
楽しくしてる分には、全然問題ないんです。


でもコンクールは、そうはいかない。
本気で練習してきた人たちに交じって適当な演奏をすることは、(私としては)審査をしてくださる先生方にも同じ舞台に立つライバルにも失礼だと思っています。だから予選を通ってしまった以上、ちゃんとした演奏をしなければいけない運命です。
先生はせっかくだから奨励賞でも取れたら自信につながると考えていて、大人が必死になっている状態が否めないです。


そもそも、なんでクラシックするんだろう??

クラシックでお金を稼ぐのって本当に尋常じゃないんですよ。
これも、バレエとピアノの共通していることだと思っていて、すべてを犠牲にして練習する必要があるんです。どんなにピアノが好きだと言われても、子どもを医者にするのと同じ金額をかけてクラシック奏者になれるかどうかわからない世界。。。ですので「わかった、じゃあ頑張ろうか」と気軽には言えません。

↓ 以前に書いたバレエとピアノは共通点があるよって話はこちら。

クラシックがどんなに厳しい世界でも、芸術を目指す子供の練習はクラシックからスタートします。なにか理由があるはずなんですよね。

ピアノは指を動かすから賢くなるとか、音符は分数だとかそういうことではない何か。。。


お金を稼げるようになるため以外の理由

自分のバレエ歴20年の経験と照らし合わせて、造形美術、音楽、ダンス、いろんな角度で考えてみると、芸術を習うことで共通して身につくことがありました。今パッと思い浮かぶのは、5つです。


☆ちょっと先を読む
先を読んでおかないと、大概の場合、遅れます
☆自分のコンディションをみつめる
自分の調子が悪いと、思った通りに表現できません
☆目標に向かってコツコツ積み重ねる
技術は積み重ねて獲得します
☆他人を知る
作曲家、振付家、お客さん、自分以外の誰かについて考える機会があります
⭐︎先人の知恵を受け継ぐ
モーツァルトやダビンチなどの過去の天才だけじゃなく、今教えてくれている先生の知恵や技術を学ぶ


どのジャンルの芸術でも当てはまると思います。
これだけなんだけど、すべて

自分らしく生きていくために必要なこと。

どんなジャンルでも今の自分をよく知り、自分の成長を感じ、コツコツ積み重ねる大切さを実感して、子供が(大人も)自分の人生をより楽しく過ごせるようになるんじゃないかなと感じました。
それで、芸術をするというのはお金を稼げるようになるかどうかが重要なのではなく、子供が「自分を表現できるようになる」ために与えるものと考えるのが良いのではないかなと思っています。

もしかしたらスポーツも同じかもしれないね。


楽しみながらできると良いよね。
次女も今は音楽をしているけれど、一生音楽に携わるわけではないかもしれません。なので、いま音楽をすることで得ている何かが、彼女の人生を楽しくしてくれることを願うことにします。


コンクールは、期日までに演奏を仕上げる調整力の習得だーーー!!

とりあえず、期日が迫っているので日曜の朝まではコンクールの曲を練習するようにガミガミ言いたいと思います。ほっといたら、ジングルベルの練習するからさ。。。苦笑

最後まで読んでくれてありがとうございます。 スキ、コメントは私のやる気になります!!それだけでとっても嬉しいです♪♪もしサポートしていただけるのなら、娘達の野外活動に使いたいと思います!!